廊下ゼロの注文住宅|“廊下のない家”という最高に賢い選択-コスト・メリット・デメリットと後悔しない間取りの工夫

住まいには、
「必ず廊下が必要だ」
と考えている方も多いかもしれません。

しかし、実際には、
「廊下の無い家」は可能です。

むしろ、一番賢い選択であることも多い!

「ただの廊下」は大した意味もなく、
無駄に何百万円以上もの莫大な費用がかかっていることも多い
からです。

 

 

そこで本記事では、
「廊下がない家」を軸に、

・廊下がない家の特徴
・メリットとデメリット
・後悔しないための間取りの工夫
建築家が実践する設計手法
・注意点や設計のポイント

上記のラインナップで、
設計事務所の建築家が、体系的に「廊下がない家」を解説します。

ぜひ、最後まで読んで参考にしてみてください。

 

愛知県名古屋市の設計事務所 Tabi タビ |デザイン住宅・住宅デザイン・建築家の住宅設計

 

本記事の執筆者

愛知県名古屋市の設計事務所 Tabi タビ 代表
和田貴裕|一級建築士・建築家

『おすすめの設計事務所』と、口コミ・高評価多数。
豊富な施工事例・間取りアイデア・設計の哲学の他、
『特別な設計事務所』と圧倒的に支持される理由と、
建築家が語る“非常識な正論”は公式サイトで公開中!

 

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▼ぜひ、こちらの記事も参考にしてみてください。

「最高の窓・開口部」をつくる4つのポイントと設計手順|注文住宅の魅力を最大化する考え方とは?

 

 

それでは、
『廊下ゼロの注文住宅|“廊下のない家”という最高に賢い選択-コスト・メリット・デメリットと後悔しない間取りの工夫』
ブログ本編スタートです。

 

 

 

それではまずは
「廊下のない家」とは、どのような家か?
その特徴を解説します。

文字通り、
「廊下のない家」は、廊下がない家のこと
です。

具体的には、廊下を介さずに、

LDK・玄関が住宅の全ての動線を兼ねている。
どの部屋にもLDK・玄関から直接アクセスできる

そんな間取りの家が「廊下のない家」です。

 

▼こちらの記事もおすすめです。

【注文住宅】最高の間取りとは何か?|家づくりで後悔しない“7つのルール”-間取りの良し悪しの判断基準とは?

 

 

「廊下のない家」には、
大きなメリット・デメリットがあります。

それぞれ詳しく解説します。

 

 

まずは、「廊下のない家」のメリットを紹介します。

「廊下のない家」のメリットは3つです。

1.無意味な廊下に費用がかからない。
2.効率的な動線設計ができる。
3.家全体の日当たりや風通しが向上する。

それぞれ、詳しく解説します。

 

 

メリット1.無意味な廊下に費用がかからない。
1つ目のメリットは、
「無意味な廊下に費用がかからない」
ことです。

廊下であっても、
1坪あたりにかかる費用は相当なもの
です。

廊下をつくるために、
何百万円もの費用がかかっていることも多い
ので注意しましょう。

廊下が少なければ、その分の費用を別の用途に充てられます。

 

▼こちらの記事も合わせて、参考にして下さい。

【坪単価に騙される人、もうさすがにいない?相場・平均・比較に意味あるの?】

 

 

メリット2.効率的な動線設計ができる。
2つ目のメリットは、
「効率的な動線設計ができる」
ことです。

廊下がなく、各室を直接つなげば、
効率的な動線設計
が実現できます。

たとえば、
キッチン・洗面・脱衣・ランドリールーム・収納場所など

これらの家事室をダイレクトにつなげば、
家事動線がスムーズになり、負担を軽減できる。

暮らしやすさにつながることでしょう。

 

▼家事動線については、こちらの記事で詳しく解説しています。

【家事動線とは?家事が楽な間取りの事例やメリット、設計のポイントを解説。】

 

 

メリット3.家全体の日当たりや風通しが向上する。
3つ目のメリットは、
「家全体の日当たりや風通しが向上する」
ことです。

廊下がないと、空間を仕切る壁は少なくなります。

そのため、
住宅全体に自然光が行き渡るような採光計画
や、
円滑に風が通り抜けるような通風計画
が容易に。

家全体の換気効率にも貢献し、
総じて、快適な住環境を保てます。

 

▼風通しについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

【風通しのいい家。そのメリットと設計のポイント、間取りや窓の配置など。】

 

 

 

つづいて「廊下のない家」のデメリットについて、解説します。

「廊下のない家」のデメリットは2つです。

1.音や臭いが伝達しやすい。
2.間取りに制約ができやすい。

それぞれ、詳しく解説します。

 

 

デメリット1.音や臭いが伝達しやすい。
1つ目のデメリットは、
「音や臭いが伝達しやすい」
ことです。

廊下は、各部屋をつなぐとともに、
「隔てる」役割
もあります。

音や臭気などの緩衝材としても機能しているのです。

廊下がなければ、全ての部屋が、
ほぼ全ての面で別の部屋と隣接してしまいます。

そのため、部屋間での音や臭いが伝わりやすくなる。

特に、

・リビングのTVなどの音
・キッチンの臭いや音
・寝室の音 など

このような音の問題には注意が必要です。

 

▼こちらの記事もおすすめです。

“最高のインテリア”とは?|注文住宅の「内装設計」を成功させる7つのポイント-建築家が実践するインテリアデザインの設計術

 

 

デメリット2.間取りに制約ができやすい。

2つ目のデメリットは、
「間取りに制約ができやすい」ことです。

廊下の無い間取りは、
部屋の配置の自由度が減り
間取りの制約ができやすくなります。

設計士の引き出し・アイデアが少ないと、
玄関→LDK→各部屋の一辺倒。

例えば、寝室や書斎をLDKから離したい、
と希望しても難しい場合が多くなってしまうことも。

 

▼こちらの記事もおすすめです。

建築家の設計事務所 vs 設計士の工務店-“決定的な違い”とは?|注文住宅で後悔しない選び方

 

 

 

ここまで「廊下のない家」のメリット・デメリットを解説してきました。

さて、ここで提案したいのが、
デメリットのない「廊下のない家」です。

デメリットのない「廊下のない家」を実現出来れば、
魅力的なメリットだけが残ります。

後悔することはないのではないでしょうか?

 

 

デメリットのない「廊下のない家」では、
例えば、次のことが全て実現できます。

・廊下にかかる、膨大とも言える無駄な費用をなくすことが出来る。

・コンパクトで機能的、暮らしやすい家が実現できる。

・家全体の日当たりや風通しを向上できる。

・各部屋間での音や臭いの伝達も防ぐことができる。

・間取りに制約もなく自由に設計できる。

 

▼こちらの記事もおすすめです。

機能美とは?|暮らしを整えることで生まれる“本当の美しさ”-建築家が語る住宅デザインの核心

 

 

 

非常に魅力的で、
デメリットのない「廊下のない家」

ここからは、そんな「廊下のない家」をつくるための
間取りの工夫・注意点や設計のポイントを紹介します。

 

次の2つがポイントです。

1.廊下に機能を付加する。
2.音や臭気の対策をする。

それぞれ詳しく解説します。

 

 

1.廊下に機能を付加する。
1つ目の方法は、
「廊下に機能を付加して、廊下以上の空間にする」
というものです。

LDK・玄関を介して、全ての室へダイレクトにアクセスする間取り。
それが一般的な「廊下のない家」です。

概して、そのような間取りは、
ただ四角形の部屋を寄せ集めて、つなぐだけの間取りです。

けれども、
「廊下のない家」を設計する方法は、それだけではありません。

 

 
LDK・玄関以外にも、
移行空間として利用できる部屋があることに注目してみましょう。

例えば、洗面所、ランドリールーム、パントリー、ウォークインクローゼット、納戸などが挙げられます。

このような部屋を「移行空間」・廊下として扱い、
各部屋をつなぐ。

すると、特に制約もなく自由に間取りを設計することが可能です。

結果的に、
住宅の中に「無意味な廊下」はなくなります。

この「移行空間」は、緩衝材の機能も持ち、
各部屋間での音や臭いの伝達を防ぎます。

「各部屋間で音や臭いが伝達しやすい」という
「廊下のない家」のデメリットも解消します

 

▼こちらの記事も合わせて参考にして下さい。

【小さな家と大きな家、どちらが良いの!?それぞれのメリット・デメリットとは?】

 

 

2.音や臭気の対策をする。
2つ目の方法は、
廊下をなくすことで生まれるデメリット
「音や臭気の対策をする」
というものです。

廊下がなければ、
各部屋が全面で隣の部屋と接し、
部屋間での音や臭いが伝わりやすくなります。

特にリビング・キッチン・寝室は注意が必要です。

そこで紹介するのは
「デメリットを解決する」
という方法。

 

 
音や臭気の対策には、次の3つの方法があります。

・換気性能が高い窓を設ける。(臭気)
・壁に吸音素材を使用する。(音)
・各部屋間を隔てるように収納を設ける。(音)

これらの対策を適材適所で施せば、
廊下がない家であっても、
デメリットを大幅に緩和することが出来ます。

 

▼こちらの記事もおすすめです。

“暮らしやすい家”のつくり方|建築家が語る-性能では測れない“注文住宅の本質”と“設計の考え方”

 

 

 

今回は、
・「廊下がない家」の特徴
・「廊下」の有無によるメリット・デメリット
・後悔しないための間取りの工夫
・注意点や設計のポイント など
を解説しました。

メリットである魅力を生かし、
デメリットに配慮された「廊下がない家」。
それは、ただLDKや玄関で各部屋をダイレクトに繋いだだけの間取りとは全く違います。

ゆとりや遊びが豊かで自由に設計され、
全体の床面積はコンパクトで、無駄がない。

要するに、
圧倒的に、密度が濃い」

だからこそ、
機能的で暮らしやすさに貢献するとともに、
高コストパフォーマンスを発揮。

魅力的な暮らしを実現できます。

 

 

家事動線のいい家をつくるために大切なのは、
設計力・アイデア・提案力です。

しかしながら、
「設計力」が高くなれば「費用」も高くなると考える方も多いと思います。

けれども、実は、そのようなことはありません。

「設計力」も「コストパフォーマンス」もどちらも優先し、
高いクオリティを実現出来る。

それが「建築家のいる設計事務所」との家づくりです。

ぜひ、一度は相談に行ってみましょう。

 

▼こちらの記事で詳しく解説しています。ぜひ、参考にしてみて下さい。

【建築家・設計事務所が最もコストパフォーマンスに優れる!?設計料など費用面を徹底解説!】

 

 

私たちの設計事務所では、
ご相談・間取りなどの提案は無料です。

もちろん、土地探しからのご相談も歓迎です。

施工をしない・建築家の家づくりは、
工務店・ハウスメーカーなどとは大きく違います。

少しでも家づくりにこだわりたい気持ちがあり、
建売などではなく注文住宅を採用されるのであれば、
まずは建築家に相談してみること、
それから色々と考えるのがおすすめです。

その際、私たちのような、機能・デザイン・コストなど全方位でバランスの良い住まいを目指す建築家であれば、より相談できることは多いことでしょう。

建築家の仕事に距離は関係ありません。
私も全国から依頼を承っております。

遠方の方でも距離を気にせずに、
建築のことであれば何でもお気軽にお問い合わせ頂けると幸いです。

 

▼私たちの設計事務所については、こちらのページで詳しくご紹介しています。

About Tabi|愛知県名古屋市の設計事務所Tabi タビについて―非常識な正論とは? 

 

▼この記事を執筆した建築家が手掛けた住まいは、こちらの動画でご覧頂けます。 

 

最後に。
住宅設計は、人生のデザイン。
住まいは、生涯の大半を過ごすであろう空間です。

皆様が妥協・後悔・失敗することなく、
豊かな暮らしを送れますように。

夢の実現を全力でサポートする、
良きパートナー・建築会社が見つかることを願っています。

 

名古屋の設計事務所 Tabiでは、家づくりに必要な情報や予備知識をブログにまとめ発信しています。
ぜひ、参考にしてみて下さい!

 

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