
家づくりの流れについてのご質問
設計事務所Tabiの家づくりに関する、よくあるご質問をまとめました。
このページでは主に、「家づくりの進め方」や「プロセス」に関する疑問にお答えしています。
初回相談のタイミングから、設計の進み方、打ち合わせの回数や提案内容、
さらに、工事中やお引き渡し後のことまで ——
全体の流れが見通せることで、安心して次の一歩を踏み出す一助となれば幸いです。
私たちは、「何から始めればいいのか分からない」という状態から、建物完成・お引き渡しまでを一貫してサポートしています。
暮らしの理想を丁寧に汲み取り、建築家が最初から最後まで伴走する。
それが、私たちTabiの家づくりです。
その他のQ&A(性能・費用・土地・流れなど)についてはこちらをご覧ください。
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Q1. 相談はいつ・どんな段階で行けばいいですか?
Answer.
家づくりについて、まだ何も決まっていない段階からご相談いただけます。
土地が決まっていなくても、具体的なイメージがなくても、もちろん問題ありません。
初期段階から設計者と話しながら考えていくことで、無理のない土地選びや、理想の暮らし方を土台にした家づくりが実現しやすくなる、というメリットもあります。
「何から始めればいいかわからない」
「SNSや展示場を見ても、ピンとこない」
そんな状態でも、安心してお越しください。
Tabiでは、最初の相談から建築家が直接対応し、ご希望やライフスタイルを丁寧にヒアリングしながら、暮らしの輪郭を一緒に描いていきます。
家づくりの入口こそ、Tabiがもっとも力を注いでいる部分のひとつです。

Q2. 他社でご検討中でも、相談できますか?
Answer.
はい、もちろん可能です。
Tabiでは「他社での検討と並行してのご相談」や「セカンドオピニオン」としてのご相談も歓迎しています。
家づくりは、金額も期間も大きな選択だからこそ、複数の選択肢を比較しながら、自分たちに合ったパートナーを見つけることが大切だと考えています。
「なんとなくデザインが合わない気がする」
「提示された間取りに納得がいかない」
「工務店と建築家、どちらが合っているのか分からない」
そんな時こそ、一歩引いた視点で、別の提案を見てみる価値があるものです。
私たちは、無理な営業は一切行っていません。
納得できる相手と、納得できるプロセスで進めること。
それが、Tabiのスタンスです。

Q3. 初回相談〜完成までの期間は、どのくらいかかりますか?
Answer.
目安として、初回のご相談から建物の完成・お引き渡しまでに、約1年〜1年半程度を想定いただくことが多いです。
もちろん、ご希望の規模や土地の状況、設計のこだわり度合いによって前後しますが、Tabiでは「丁寧に進める家づくり」を大切にしています。
設計には通常3〜6ヶ月、
工務店の選定や見積調整に1〜2ヶ月、
その後の着工から完成までに6〜8ヶ月程度かかるのが一般的な流れです。
「なるべく早く建てたい」というご相談にも対応できますが、
私たちは、住まい手の想いや生活にしっかり向き合い、急ぎすぎないプロセスの中で、意味ある選択を積み重ねることを大切にしています。
まずは、ご希望のスケジュールも含めて、お気軽にご相談ください。

Q4. Tabiでの家づくりの流れを教えてください。
Answer.
Tabiでは、家づくりを大きく5つのステップに分けて進めています。
1.ヒアリングとご相談
まずは理想の暮らしや価値観を丁寧にお伺いしながら、方向性をすり合わせていきます。土地がない場合でも、同時に探しながら進めさせていただきます。
2.設計提案とプランニング
暮らし方を軸にしたプランをご提案します。間取り・デザイン・構造・素材・性能・予算のバランスまで一体的に検討し、対話を重ねながら案を磨いていきます。
3.実施設計と見積調整
詳細な図面を作成し、工務店に見積依頼をかけます。金額調整が必要な場合も、設計側で柔軟に対応します。
4.着工と工事監理
工務店と契約後、着工。設計者は現場にも定期的に足を運び、設計図どおりに進んでいるか確認しながら細部を調整します。
5.完成・引き渡し・アフターケア
完了検査・確認を経てお引き渡し。その後も、住み始めてからのご相談や定期的な点検など、長い関係性を大切にしています。
どの工程でも、建築家が一貫して伴走します。
設計の自由度と、プロセス全体の丁寧さこそが、Tabiの家づくりの特徴です。

Q5. プレゼン提案内容に納得できなかった場合、やり直しをお願いできますか?
Answer.
はい、もちろんご相談いただけます。
プレゼンテーションは、完成形ではなく出発点だと私たちは考えています。
Tabiでは、その後の対話を通じて微細な違和感や感覚を丁寧に汲み取り、
“理想の暮らしにふさわしいかたち”へと、時間をかけて育てていく。
そのような、積み重ねのプロセスを大切にしています。

Q6. 打ち合わせは何回くらい行いますか?(回数とペース)
Answer.
打ち合わせの回数に「上限」は設けていません。
Tabiでは、“納得できるまで何度でも”を基本とし、家づくりの進捗やご要望に応じて柔軟に対応しています。
一般的には、ヒアリング・プレゼン・再提案・詳細設計・仕様打ち合わせなどで6〜10回程度、2週間に一度のペースが目安となりますが、お客さまによって、さまざまです。
毎週のようにお会いする方もいれば、月1ペースでじっくり進める方もいます。
大切なのは「納得がいくまで時間をかけること」です。
暮らしの理想を少しずつ言語化し、優先順位を整理しながら、無理なく進めていきましょう。

Q7. 打ち合わせはどこで行いますか?オンラインでも対応できますか?
Answer.
基本的には、名古屋または可児の事務所にお越しいただき、対面での打ち合わせをお願いしています。
初回は、直接お会いしてお話しすることを大切にしています。
ただし、遠方にお住まいの方に限り、オンライン(Zoom等)でご対応させていただきます。
図面や資料の共有もオンラインでスムーズに行える体制を整えていますので、ご安心ください。
以降の打ち合わせについては、ご事情に応じて柔軟にご相談いただけます。

Q8. 工事が始まってからも、現場には見に来てもらえるのでしょうか?
Answer.
工事が始まってからも、設計者が現場に継続的に関わります。
図面通りに施工されているか、納まりや仕上がりに問題がないか、細部までチェックしながら、職人さんとも対話を重ねて調整していきます。
具体的には、施工中の主要な工程ごとに現場に赴き、写真記録・寸法確認・施工指示・修正指示などを行います。
施工会社まかせにせず、設計者としての責任を持って“最後まで見届ける”ことがTabiのスタンスです。
特に、図面では伝わりにくい部分や、現場でしか判断できないようなディテールには、設計者の現場対応が欠かせません。
家が立ち上がっていく過程そのものも、設計の一部です。
図面だけでは伝えきれない「空気感」や「質感」を、現場で微調整しながら整えていきます。

Q9. 完成後の引き渡しはどのように行われますか?
Answer.
建物が完成したら、まず私たち設計者と施主さまで「完了確認」を行います。
図面通りに施工されているか、仕上がりに不具合がないかを丁寧に確認します。
「施主検査」→「最終調整」→「お引き渡し」という流れです。
お引き渡し時には、下記のような資料を一式お渡しします。
・保証書・取扱説明書類(設備・建材)
・各種申請書・検査済証
・メンテナンスガイド(必要に応じて)
使い方のご説明や、今後のメンテナンススケジュールについてもお伝えしますので、
「いきなり自分たちだけで管理することになる」という心配はいりません。
お引き渡しは終わりではなく、新しい暮らしのスタートです。
その門出に立ち会えることを、私たちは何より大切にしています。

Q10. 途中で担当者が変わることはありますか?
Answer.
いいえ、Tabiでは代表の建築家(和田貴裕)が最初から最後まで一貫して対応いたします。
ヒアリング、プラン提案、詳細設計、現場確認、そして引き渡しやアフターケアまで、
すべての工程で、設計の意図を理解している建築家が直接関わる体制です。
ハウスメーカーや大手事務所では、営業・設計・現場監督が分業されており、途中で担当者が変わることも珍しくありません。
その結果、細やかな想いや前提が引き継がれず、コミュニケーションロスや設計のブレが起こりやすくなります。
Tabiではそうした分断を避けるため、全体を通してひとつの“”で貫くことを大切にしています。
だからこそ、暮らし方・間取り・素材・性能・コストまで、全体のバランスを一貫して設計できるのです。
「誰が最後まで伴走してくれるのか」
その安心感も、私たちが提供したい大切な価値のひとつです。

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