住宅設計・建築デザイン
設計事務所 Tabi‐10のコンセプト

引き算のデザイン
設計事務所Tabiの住宅設計・建築デザインは、
豪華さや派手さといった「非日常」ではなく、
日常の暮らし、そのものを豊かにすることを目指します。
「子育てを楽しみたい」
「平屋で庭とつながる暮らしに憧れる」
「趣味を存分に楽しめるガレージハウスを」
依頼主の声や想いを丁寧に聴き取り、
要望を一つひとつ整理し、真摯に応えること──
そこから私たちの設計は始まります。

Tabi が大切にするのは、
余計な装飾や過剰な演出を盛り込む
「足し算の方式」ではなく、
本質的な魅力に資源を集中させる
「引き算のデザイン」
構造・性能・法規・コストの面で合理性を追求し、
その過程で生まれる余白に、
光や風、素材の質感といった情緒を宿す。
依頼主の理想を、設計事務所ならではの技術と感性で、
シンプルに整え、機能美を備えた上質な空間へ結実させるプロセス。
単なる「箱」ではなく、
時を超える価値を育む「建築作品」へ
それが私たちが目指す、住宅設計・建築デザインです。
このページでは、
デザイン・間取り・機能・性能・構造など──
10 のカテゴリーに焦点を当て、Tabiの設計コンセプトについて、より詳細にご紹介します。

01|暮らし・ライフスタイル
建築は、暮らす人の生き方を映す「うつわ」
・子育てを楽しむ家
・多世帯での暮らしを支える家
・趣味を存分に味わう家
最適な住まいのかたちは一人ひとり異なるものだと、私たちは考えています。
掘り下げていけば、暮らしやすさの答えは人の数だけ存在し、万人に共通する一つの最適解になど、たどりつくはずがない。
私たちは、機械ではなく、人間だからです。
だからこそ私たちは、いつも新しい気持ちで、
一から理想の暮らしを共に探るように、対話の積み重ねから設計を始めます。

日々のリズムや過ごし方、将来の変化まで見据え、
要望を一つひとつ整理し、空間へと置き換える──
配慮の積み重ねの先にこそ、人に寄り添い続けるオーダーメイドの住まいが生まれる、と私たちは考えています。
既存の理想をなぞるのではなく、
その住まい手のためだけの「特別な建築」
私たちは、そのために、一邸一邸、丁寧に設計します。

02|間取り
暮らしを形にする設計図
私たちがまず目指すのは、
その人にとって“本当に暮らしやすい住まい”です。
人柄やライフスタイル、理想の将来をヒアリングし、
キッチンからの視線、家事や生活動線、収納計画などを整えていきます。
私たちにとって、間取りの工夫とは──
ミリ単位で調整を重ねる緻密な設計で、
徹底的に暮らしやすく、
無駄を削ぎ落としながらも、
“ゆとり”や“余裕”を生み出すこと。
そして、その余白に、
庭とつながるアウトドアリビング、
光がやさしく集まる窓辺、
心をほどくパーソナルスペースやヌックを織り込み、
暮らしに豊かな奥行きを与えていくことです。

子どもの成長やライフスタイルの変化に応じて、
未来へ柔軟にかたちを変えられる配慮も忘れてはならないと考えています。
既成のプランに人が合わせるのではなく、
1人1人の暮らしに、空間を合わせる。
その視点から、
一邸ごとに異なる理想を唯一無二の住まいとして実現していきます。

03|機能
機能美‐機能性の追求で生まれる「美」
効率的な家事動線や収納計画の工夫。
日々の快適性に配慮するとともに、
オーダー家具や造作建具、照明器具、鉄骨階段や手すりといったアイアンワークまで──
空間を形づくるあらゆる要素をデザインします。
既製品に縛られることなく、
自由設計だからこそ、適材適所にオーダーメイドを。

自由自在な設計で、フルカスタマイズを提案し、
一邸ごとに住まい手の個性やライフスタイルに最適な機能性を追求します。
その先にあるのは、
合理的で心地よい「機能美」の空間。
打ち合わせの回数に制限はなく、
納得いくまで話し合い、細部まで一緒に作り込む。
このプロセスこそが、最高の機能性へと導くのです。

04|デザイン
人の暮らしと風景に寄り添う建築デザイン
私たちが目指すデザインは、
人の暮らしと風景に寄り添う建築です。
住まい手の個性やライフスタイル、土地の条件──
本質的な魅力を丁寧にととのえ、素直に表現する設計。
過剰に主張するのではなく、
暮らしと風景を静かに引き立てる建築。

収納・動線といった暮らす上での機能面の他に、
光、風、素材の質感や手触りまで細やかに配慮し、
シンプルでありながら奥行ある空間を形づくります。
無駄はなくとも、
ゆとりや遊びを宿すための余白もあわせもち、
時を経ても色あせない
「機能美としての暮らしのデザイン」
それが、私たちTabiの目指す建築デザインです。

05|素材
自然素材・無垢材が生む ─ 心地よさを。
無垢材や左官といった自然素材は、年月とともに、
風合いを増し、暮らしに豊かさをもたらします。
床に触れる足ざわり、壁に映る陰影、手に残る質感──
身体に心地よさをもたらす天然素材ならではの感覚は、人工的なものでは決して得られません。
私たちは、素材の一つひとつを依頼主と共に選び抜き、
「本物の素材が持つ力」を積極的に取り入れます。
その際、大切にするのが、
シンプルな余白との「バランス」
素材の魅力を際立たせることで、
心地よさと耐久性を兼ね備えた、普遍的な価値をもつ建築を目指す──
それが、Tabiの素材に対する基本姿勢です。

06|ディテール
“God is in the detail.”
「神は細部に宿る。」──ミース・ファンデルローエ
私たちは、細部にこそ本質が現れると考えています。
全体は、細部の積み重ねで、かたちづくられるもの。
全体を見渡す「俯瞰的な視点」
詳細に追求する「ミクロの視点」
様々なスケールを同時並行・自由自在に横断する力、
それこそ、建築家・設計士に求められる職能。
だからこそ、私たちは、
オーダー家具や造作建具、部材の種類や厚み、金物の納まり、ビス一本の配置に至るまで──
1mm単位で徹底して磨き上げます。
精度を追求こそが、機能性と美しさの均衡を実現する。
丁寧に配慮され尽くされたものこそが、美しく、長く住み続けるにふさわしい。
このような細部へのこだわりが、人の心に響く建築を生み出すと、私たちは信じています。

07|性能
日本の風土・気候への賢い「答え」
性能は数値で示されると、論理的で明快に見えるもの。
数値を提示される営業トークや、広告は、
確かに「わからない」というモヤモヤから解放され、
安心できる──そう感じるのも自然でしょう。
しかし、快適さや安心を支えるのは、断熱や気密といった数値だけではありません。
数値では語りきれない、
光や風とどう向き合うか──
季節の移ろいにどう寄り添うか──
建築設計の工夫こそが、暮らしの質を決めるのです。
もし本当に数値だけで快適さが決まるのなら、
冷蔵庫に住むのが、最も合理的なはずです。
しかし、私たちは人であり、食品ではありません。
私たちには、風土や気候の中で、人として、心地よく暮らすための工夫が必要です。

たとえば、
夏の強い日差しをやわらげ、
冬にはやわらかな光を招き入れるには、
どのくらい深い軒・庇を確保すべきか──
風を自然に導き、心地よい涼しさをもたらすには、
窓をどの位置に、どの大きさで設けるのが適切か──
人工的な設備に頼りすぎるのではなく、
数値には表せない配慮を積み重ねること。
それこそが自然と向き合い、
本当に豊かに暮らすための“賢い答え”だと、私たちは考えています。
過剰になりすぎない、ちょうどよい性能を整える。
その先に生まれるのは、
四季と調和し、長く心地よさを保ち続ける住まいです。

08|構造
木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造に対応
構造は建築の「骨格」であり、
安全性と設計の自由を支える土台。
Tabi では、木造・鉄骨造(S造)・鉄筋コンクリート造(RC造)のいずれにも対応し、 それぞれの特性を活かした最適な計画を提案します。
大開口や吹き抜けのある開放的な空間、
中庭を取り込んだ大胆なプランなど、
一般的には難しいとされる設計も──
Tabi の構造設計なら自由自在に実現できます。
構造は制約ではなく、建築の可能性を広げる技術。
構造計算に基づき、しなやかで強固な骨格を整え、
依頼主の理想を確かなカタチへと導きます。

09|長寿命・メンテナンス性
時を超える魅力を目指す
住まいは、完成した瞬間がゴールではありません。
何十年という時間をかけて「資産」へと育てるものだと、私たちは考えています。
そのために欠かせないのが、
耐候性に優れた外装や、将来を見据えた設備計画、
長寿命化とメンテナンス性に配慮した設計です。
外壁や屋根には風雨や紫外線に強い素材を選び、
劣化やメンテナンスの頻度を抑える工夫を。
設備機器や配管は交換・更新のしやすさを考慮し、
暮らしの変化に柔軟に対応できる仕組みを整える。
住まいを「消耗品」ではなく「資産」へ育てていく──
未来を見据えた視点を、私たちは大切にしています。
長寿命で維持管理コストを抑えながら、
時間とともに風合いや価値を深めるデザイン。
私たちが目指すのは、
時を超えて愛され続ける魅力です。

10|コスト・経済性
理想を現実化する「設計の力」
「理想」と「現実」の間にギャップが生じることが、家づくりではよくあります。
理想だけを追えば予算が追いつかず、
現実に寄りすぎれば心は満たされない。
私たちが大切にしているのは、
その両者を設計の力でつなぐこと。
“依頼主の理想を現実化する技術”
それこそ、建築家としての本質的な役割だと私たちは考えています。

Tabi という名前には、
Tech(技術)+ Ability(感性)を重ね合わせ、
合理的でありながら、人の心を動かす建築をつくるという想いを込めています。
何かをひたすら足していく「足し算の方式」ではなく、
本質を際立たせる「引き算の美学」。
無駄を削ぎ落とし、
本当に価値ある部分に資源を集中させ、
限られた予算の中でも空間の密度を高めるプロセス。
意味を整え、価値を最大化するコスト戦略で、
理想を最良のかたちへ──
それが私たちの設計力です。

最後に──
メッセージ|理想をカタチにする第一歩を
ここまで、Tabiの住宅設計・建築デザイン、10のコンセプトをご紹介しました。
私たちが大切にしているのは、
住まい手一人ひとりの「理想の暮らし」を、
より良く実現すること。
技術と感性を重ね合わせ、
本質的な豊かさへ導くパートナー。
──それがTabiです。
シンプルで心地よく、
時を超える魅力をもつ住まいを共につくりあげます。
理想をすでに描いている方も、
まだ言葉にならない想いを抱えている方も──。
その想いを形に変えることが、
私たち建築家の役割です。
理想の第一歩を、ぜひ私たちとご一緒に。
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