リノベーションについてのご質問

設計事務所Tabiに寄せられる、リノベーションに関するよくあるご質問をまとめました。

このページでは特に、既存建物を活かした「リノベーション設計」にまつわるQ&Aを掲載しています。
戸建住宅はもちろん、古民家やRC造の住宅、店舗併用住宅、店舗・事務所の空間再生にも対応しています。

住まいを、ただ「なおす」のではなく、美しく、心地よく、そして機能的に“刷新”する。
既存から新たな価値を生み出すこと──それが私たちTabiの考える、リノベーションの本質です。

構造・断熱・耐震性といった“見えない性能”に丁寧に向き合いながら、
自然素材・余白・光と影が響き合う、美しさのある日常空間を設計します。

リノベでも、新築と同じように。
自由度の高い設計を求める方にこそ、Tabiのリノベーションを知っていただきたいと考えています。

「新築と迷っている」「中古物件に不安がある」

そんな方にとっても、一つの選択肢として参考にしていただければ幸いです。

 

その他のQ&A(性能・費用・土地・流れなど)についてはこちらをご覧ください。
▶ Q&A一覧ページ

 

 

Q1.Tabiでは戸建て住宅のリノベーションにも対応していますか?

Answer.
はい、対応しています。
Tabiでは、戸建て住宅の他、様々な建築のフルリノベーションから部分的な改修に柔軟に対応しています。

単なる修繕ではなく、美しさと機能美を備えた、まったく新しい価値をもつ空間へ刷新すること。
それが、私たち設計事務所ならではのリノベーションです。

築年数を重ねた木造住宅や古民家、RC造・鉄骨造の住宅・ビルなども対象とし、
スケルトンリノベーション、間取りの再構築、構造補強、断熱改修など、
新築同等のクオリティで、住まいを根本から整え直します。

“つくり変える”のではなく、“生まれ変わらせる”。
既存の建物が持つ力に、もう一度光をあて、丁寧に、美しく、再構築する。
それが、私たちTabiが提案するリノベーションです。

 

 

Q2.対応可能なエリアはどこまでですか?

Answer.
愛知県・岐阜県を拠点に、東海エリア全域をはじめ、全国各地・遠方での設計にも対応しています。
主な対応地域は、名古屋市・日進市・長久手市・春日井市・瀬戸市・岡崎市・刈谷市などの愛知県内各市
そして岐阜県内、三重県では四日市市・桑名市・鈴鹿市、静岡県では浜松市などを中心としたエリアです。

ただし、地域の線引きにこだわらず、建築の内容・敷地条件・設計規模に応じて、柔軟に対応を検討しています。

「この地域でもお願いできるのか分からない」──そんな方は、まずはお気軽にご相談ください。

距離ではなく、“良い建築ができるかどうか”を基準に判断しています。

 

 

Q3.新築と同じレベルで自由設計のリノベーションが可能ですか?

Answer.
多くの場合、可能です。
既存建物の構造や法的条件の枠組みの中で、間取り・素材・空間構成を新築同様に自由に再設計することを基本方針としています。

Tabiでは、動線・採光・素材の質感に至るまで、一から丁寧に見直し、
新築と同等のクオリティで空間を再構成するリノベーションをご提案しています。

もちろん、建物によっては構造的・法的な制約が生じる場合もあります。
そのような制約こそ、設計の工夫を引き出すきっかけになると私たちは考えています。

 

 

Q4.どの程度の改修規模から対応してもらえますか?

Answer.
内容や目的に応じて、柔軟に対応しています。
構造補強や断熱改修を含むフルスケルトンリノベーションから、
水まわり・内装・間取りの変更など、部分的な改修まで、規模の大小にかかわらず、
まずはお気軽にご相談ください。

「どこまでリノベーションすべきか分からない」「改修と新築で迷っている」といった段階でも構いません。

建物と暮らしにとって、本当に必要な設計のあり方を、一緒に考えていければと思っています。

 

 

Q5.築何年くらいまでの戸建てに対応していますか?

Answer.
築年数だけで対応の可否を判断することはありません。
築30年〜50年を超える木造住宅や古民家でも、構造の状態や劣化状況を確認した上で、リノベーションが可能なケースは多くあります。

重要なのは、建物が「再生可能な状態かどうか」。
Tabiでは、現地調査やヒアリングを通して、構造・基礎・屋根・外壁などの状態を見極めながら、設計可能かどうかを慎重に判断しています。

築年数が古いからといって諦めずに、まずは建物の“生かせる可能性”を一緒に検討できればと思います。

 

 

Q6.構造補強や耐震改修も一緒に対応してもらえますか?

Answer.
はい、対応しています。
リノベーションでは、空間の再構成と同時に、構造補強や耐震性の見直しを行うことが重要です。

築年数が古い木造住宅や古民家などでは、耐力壁の配置や基礎の補強、金物の追加などを含めた構造計画を、
設計の初期段階から丁寧に検討していきます。

また、必要に応じて、構造設計者とも連携しながら、意匠と構造のバランスが取れたリノベーションを提案しています。

安全性と設計自由度は、どちらかを妥協するものではなく、両立させてこそ“設計”です。

 

 

Q7.断熱性や気密性を高めるリノベーションは可能ですか?

Answer.
はい、可能です。
断熱性や気密性を高めるリノベーションにも対応しています。

スケルトンリノベーションであれば、外皮(壁・屋根・床)の断熱材を再構成したり、サッシを断熱性の高い窓へ交換したりすることで、
新築と同等レベルの断熱・気密性能を目指すことができます。

もちろん、既存建物の構造や仕様によっては、実現できる範囲に一定の制約があるのも事実です。
そのような場合でも、内窓の設置・床下断熱・通風計画の見直しなど、部分的な改修による性能向上を図るとともに、
設計上の工夫や材料の選定、断熱手法の組み合わせによって、最適なバランスを追求していきます。

完璧な数値だけを追い求めるのではなく、「快適性」と「設計の美しさ」が両立するかたちを、一緒に考えていければと思います。

 

 

Q8.土地や建物の購入段階から相談できますか?

Answer.
はい、可能です。
リノベーションをご検討の際は、土地や中古住宅の購入前の段階からご相談いただくことをおすすめしています。

建物や敷地には、法的制限・構造リスク・将来的な改修の自由度など、表面的な情報だけでは判断できない要素が多くあります。
設計者の視点から事前に確認することで、「買ってから後悔するリスク」や「想定外のコスト発生」を未然に防ぐことができます。

また、中古住宅やリノベーション向け物件を探す段階でも、ご要望に応じて「設計の観点からのアドバイス」や「物件の目利きサポート」も行っています。
不動産仲介業ではありませんが、信頼できる不動産業者と連携しながら、物件選びから設計まで一貫してサポート可能です。

これらのご相談は、すべて設計業務の一環として対応しており、初期段階では費用をいただいておりません。
「この物件でリノベできるか見てほしい」といったご相談も、どうぞお気軽にご連絡ください。

 

 

Q9.リノベーションの設計・デザインで大切にしていることは?

Answer.
私たちTabiがリノベーションで大切にしているのは、
ただ“なおす”のではなく、“刷新する”という視点です。

単に設備を入れ替えたり、表面的にきれいにするだけではなく、
既存の構造・敷地条件・暮らし方を踏まえて、空間を根本から再構成し、
新たな価値を生み出します。

クライアントの理想の暮らしや、周辺環境の文脈から個性や魅力を引き出し、
“感覚としての豊かさ”を日常に宿すこと。
それが、私たちの考えるリノベーションの本質です。

新築以上に制約があるからこそ、引き算の設計や構造の工夫が活きるのがリノベの魅力。

価値を最大化し、意味を最適化するデザインは、Tabiが最も得意とするデザインです。

性能・機能・美しさが無理なく調和した空間へ──
刷新する設計を、私たちはご提案しています。

 

 

Q10.店舗・店舗併用住宅のリノベーションにも対応していますか?

Answer.
はい、対応しています。
住宅だけでなく、店舗や店舗併用住宅のリノベーションにも柔軟に対応しています。

たとえば、住居と店舗の動線の切り分けや、素材感・照明・視線のコントロールなど、
商空間と生活空間が美しく共存する設計を大切にしています。

単なる内装変更ではなく、建築的視点から空間全体を再構成することで、
ブランドや業態に合わせた「設計された営業空間」へと刷新することが可能です。

既存建物の性能や構造条件を踏まえながら、“集客”と“暮らし”のどちらにも無理のないバランスを設計します。

静かで凛とした空気感をまとった、小さな商空間をつくる。
それも、Tabiが得意とするリノベーションのかたちのひとつです。

 

 

Q11.見積もりの前に現地調査や建物診断はしてもらえますか?

Answer.
はい、対応しています。
リノベーションをご検討の際には、現地調査や建物の状態確認を、設計相談と合わせて実施しています。

とくに築年数が経過した住宅や、構造に不安がある場合は、
劣化状況・基礎や屋根の状態・構造的な可否などを把握したうえで、
リノベーションが「現実的か」「合理的か」までを含めて、総合的に判断します。

見積もりよりも先に、「どのような再構成が可能か」を見極めることが大切だと考えています。
※必要に応じて、施工業者や専門業者と連携した詳細な診断をご提案します。

初期段階の現地調査・ヒアリングは無料で対応していますので、どうぞ安心してご相談ください。

 

 

Q12.新築とリノベーションで迷っている段階でも相談できますか?

Answer.
はい、もちろん可能です。
実際に、「新築とリノベーションで迷っている」というご相談をいただくことは多くあります。

大切なのは、予算や築年数だけで判断するのではなく、
「どのような暮らしを実現したいのか」「既存建物に設計の余地があるか」など、
建築として本質的にどちらが適しているかを、冷静に見極めることです。

私たちは、新築・リノベーションのどちらかに誘導することはありません。
ご希望や敷地条件、構造の可否などを丁寧に読み解きながら、
“納得できる判断”をご一緒に考えていくことを大切にしています。

まずは、お気軽にご相談ください。
答えが決まっていなくても、問題ありません。
私たちの役割は「決めること」ではなく、「一緒に見つけていくこと」だと考えています。

 

 

Q13.Tabiで手がけたリノベーションの事例はありますか?

Answer.
はい、戸建て住宅をはじめ、これまでに多様な建築のリノベーションを手がけてきました。
二世帯住宅・三階建て住宅・店舗・オフィス・事務所など、
木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造・コンテナ建築といった様々な構造・用途に対応しています。

いずれの設計も、単なる改修ではなく、
断熱性・構造安全性・空間構成の再設計まで踏み込んだ全面的な「刷新」
新築と同等のクオリティで仕立てることを大切にしています。

今後も、機能と美しさが両立するTabiらしいリノベーションを、より多くのかたちで提案していきます。
一部の事例はWebサイト・SNSで公開しておりますので、ぜひそちらもご覧ください。

 

 

Q14.自然素材や造作家具など、Tabiらしさはリノベでも活かせますか?

Answer.
はい、リノベーションでも、私たちTabiの設計デザインの特徴や美意識はそのまま反映されます。

たとえば、無垢材・左官・タイルなどの自然素材や、
洗面台や収納、家具まで一貫して設計する造作の提案──
これらはすべて、新築と同じクオリティで丁寧に対応しています。

私たちが大切にしているのは、
北欧デザインや日本の住文化から学ぶ「機能美」という考え方。

シンプルで無駄のない、それでいて温かみのある心やすらぐ空間。

「ただリフォームする」のではなく、
“Tabiらしい暮らしの美学”を、既存の器にそっと宿らせること
それが、私たちのリノベーションです。 

 

  

Q15.リノベーションを設計事務所・建築家に依頼するメリットは何ですか?

Answer.
設計事務所に依頼する一番の価値は、
限られた予算の中でも、空間の完成度と満足度を最大限に高められることです。

素材や構造、間取り、光の取り入れ方まで。
建築家は、構成する全ての要素を一気通貫でとらえ、
「どこにコストをかけ、どこを抑えるか」を見極めながら、
全体のバランスを整えるように設計を進めていきます。

その結果、同じ予算であっても、仕上がる空間の質や心地よさには、明確な“違い”が生まれます。

たしかに設計監理の費用は必要です。
しかしながら、その分、無駄な工事や過剰な設備投資を避け、
構造・機能・美しさが無理なく調和した、“意味のある設計”を実現できます。
それが、設計事務所の強みです。

単なるコストカットではなく、
一つひとつの判断に、戦略と意図を込めて。
結果として、コストを最適化し、価値を最大化する。
それが、建築家ならではの仕事の進め方です。

リノベーションでも、注文住宅でも。
たった一度の家づくりで、
「この人に頼んで本当によかった」と思える住まいを。

私たちは、一棟ごと、一緒に理想をカタチにしていきます。

 

 

その他のQ&A(性能・費用・土地・流れなど)についてはこちらをご覧ください。
▶ Q&A一覧ページ

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