はじめに|断熱性能・断熱等級の正解は?
断熱性能をどう選べばいいか、悩んでいませんか?
「G2が安心?」「G3は過剰?」「断熱等級4って、もう古いの?」
注文住宅を考え始めた多くの方が、一度はぶつかるのがこの「断熱性能の正解」というテーマです。
けれど、断熱性能は“高ければ良い”という単純なものではありません。
実際には、暮らし方や地域、家族構成によって“最適なバランス”は大きく変わります。

そこでこの記事では、G1・G2・G3の違いと、それぞれがどんな住まい・家族・地域に合うのかを、建築家の視点で具体的に解説。
断熱性能を“数字”だけで選ぶのではなく、“暮らしにフィットする正解”を見つけるための考え方をお伝えします。
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断熱性能の選び方|“性能スペック主義”では後悔する理由
断熱性能の基準である「G1・G2・G3」や「断熱等級」は、数値で表現される明確な指標です。
一見すると「数字が高い=性能が良い=快適」と考えたくなりますが、それは“性能スペック主義”の落とし穴。
断熱性能の数値や等級が高くても「体感的に寒い」「光熱費は下がったけど結露が出る」「暮らしに合わない」といった後悔の声も多いのが実際のところでしょう。
そこでまずはじめに、“なぜ数値だけで選ぶと失敗するのか?”を解説し、断熱性能を本質的に理解するための視点をご紹介します。

断熱性能は、数字だけで決めると暮らしとズレる
「G3が最高スペックだから安心」と思って選んだのに、実際に住んでみると暑い/寒い。。。そんな声を耳にしたことはないでしょうか?
これは、断熱性能の数値と“実際の暮らし”との間にズレが生じている典型的なパターンです。
その他にも、たとえば、共働きで日中はほとんど不在の家庭が、G3レベルの高断熱住宅に住んでも、その恩恵を最大限に享受することはできません。
また、愛知・三重・静岡といった温暖地では、冬の寒さがそれほど厳しくないため、過剰な断熱は「設備費用が高い割に効果が薄い」という結果にもなることも多い。
スペックを“単純に上げること”が最適解ではなく、“暮らし方と性能の整合性をとること”が、後悔しない家づくりの第一歩なのです。

「体感」「温熱」「動線」との整合性が重要
断熱性能を考える際には、「体感的な快適さ」「日射・通風などの温熱環境」「生活動線」とのバランスが不可欠です。
たとえば、南面の大開口から日射が入りすぎる家では、いくら壁の断熱を強化しても「暑すぎるリビング」になります。
逆に日射を遮りすぎれば、冬の室内は「寒い・暗い・電気代が高い」といったストレスのある環境に。

また、冷暖房効率を高めるために、生活動線や間取りの工夫によって温度ムラを減らす設計も重要です。
たとえば、廊下が少なくゾーニングが明確なプランでは、空調効率が高くなることには注目すべきでしょう。
“断熱性能”というのは、単なる断熱の厚さの話ではありません。
「設計・暮らし・体感」が三位一体となって初めて、快適な住宅は実現できるのです。
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G1・G2・G3を比較する|それぞれの特徴と向いている人
「G1・G2・G3の違いは分かるけど、結局どれが自分に合っているのか分からない」
このような声は非常に多く、断熱等級の選定では、多くの方がつまずいてしまっていることでしょう。
そこでここからは、断熱グレードごとの特徴と、それが“どんな暮らし・地域・人”にフィットするのかを解説します。
単なるスペック比較ではなく、「その性能を活かせる暮らし方か?」という観点で整理することで、自分にとっての“適正な断熱等級”を見つけていきましょう。

G1を選ぶべき暮らし/G2が合うケース/G3が有効な地域
まずは、各等級の目安となる断熱性能と、それぞれが想定する暮らし・地域環境の違いを把握しておきましょう。
等級 | UA値の目安(6地域) | 特徴 | 向いている人・地域 |
---|---|---|---|
G1(断熱等級4相当) | 0.56前後 | 現在の省エネ基準に準拠。十分な快適性が得られる性能 | 温暖地、共働き世帯、在宅時間が標準な暮らし |
G2(断熱等級5相当) | 0.46前後 | 日射取得や冷暖房設計と組み合わせることで、安定した温熱環境を実現 | 在宅が標準よりずっと長く、体感快適性を重視する家庭 |
G3(断熱等級6以上) | 0.26〜0.28 | 外気の影響を大幅に抑え、光熱費も最小限に | 寒冷地、在宅ワーク中心、断熱設計にこだわりたい人 |

断熱レベルと生活スタイルの相性
断熱等級の選定で大切なのは、“どの性能がベストか”ではなく、“どの性能が自分たちの暮らしにフィットするか”という視点です。
在宅時間が短い家庭
→ 日中に家に人がいない生活スタイルでは、冷暖房の使用時間も限られるため、G1レベルで十分に快適性とコストのバランスは取りやすいといえます。
在宅ワーク中心・長時間滞在型の暮らし
→ G1で十分ですが、より体感快適性を長時間保ちたい場合は、G2以上の断熱性能でも恩恵を感じやすくなります。
自然と調和したパッシブデザイン志向
→ 日射取得や自然通風を活かす設計と組み合わせることで、等級に関わらず快適な室内環境をつくることが可能です。
寒冷地や雪国
→ 外気温が著しく低い地域では、G2・G3が適するケースも多く、室内外の熱移動を防ぐ構造的な性能が求められます。
いずれの等級も、「性能をどう活かすか」が重要です。
数字は目安に過ぎず、最終的な快適性は断熱・設計・暮らし方の掛け算で決まります。
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“暮らしやすい家”のつくり方|建築家が語る-性能では測れない“注文住宅の本質”と“設計の考え方”

地域と気候で変わる“正解”|等級選びは全国共通ではない
断熱等級を語るとき、つい“全国一律”のように扱われがちですが、実際の快適性や性能バランスは地域の気候条件によって大きく変わります。
ここからは、気候区分ごとのUA値基準と、名古屋のような中間地域で考えるべき断熱判断のポイントを解説します。

6地域区分で見るUA値の基準
日本の省エネ基準は、全国を以下の「地域区分」に分類し、それぞれで適正な断熱性能(UA値)が定められています。
地域区分 | 主な地域 | G1の目標UA値 | G2の目標UA値 | G3の目標UA値(参考) |
---|---|---|---|---|
1・2地域 | 北海道・東北の一部 | 0.34以下 | 0.28以下 | 0.20以下 |
3地域 | 東北南部・新潟など | 0.38 | 0.30 | 0.23 |
4地域 | 長野・岐阜北部など | 0.48 | 0.34 | 0.23 |
5地域 | 名古屋・大阪・福岡 | 0.56 | 0.46 | 0.28 |
6地域 | 三重・静岡・和歌山など | 0.60 | 0.48 | 0.28 |
7地域 | 沖縄など | 基準なし | 基準なし | ― |
UA値とは、建物全体からどれだけ熱が逃げるかを表す「外皮平均熱貫流率」。値が小さいほど断熱性が高いことを意味します。
つまり、同じG2でも「名古屋(5地域)」と「長野(4地域)」では求められる性能に差があるということ。
これは断熱の“数字そのもの”よりも、「地域で何を基準にすべきか?」を考える上で非常に重要な前提です。

名古屋と長野では何が変わるのか?
たとえば同じG2を採用しても
・長野の冬では「朝の寒さをどう防ぐか?」が断熱の主眼。
・名古屋の冬では「冷え込みはあるが、日中の快晴と日射がある」ため設計次第でG1でも快適な住まいになります。
ここで注意したいのは、夏の暑さは断熱等級で防げるものではないということ。日射遮蔽・通風設計・庇の設計など別の工夫が必要です。
冬だけを見て断熱を決めるのではなく、「その地域における年間の気候バランス」から判断しましょう。
つまり、断熱等級は“全国共通の正解”ではなく、“地域ごとの適正値”で考える必要がある。
この視点を持つことで、「G2でないとダメ」「G3じゃないと将来困る」といった“スペック主義”から一歩抜け出し、自分たちの土地と暮らしに合った断熱判断ができるようになります。
▼断熱等級については、こちらの記事で詳しく解説しています。
断熱等級とは?G1・G2・G3の違いについて|快適な家・注文住宅の断熱性能・基本知識

“暮らしの軸”で考える断熱の最適化
断熱性能をどうするか?家づくりの序盤で悩む方が多いテーマです。
しかし、性能の数字ばかりを見て「G2が安心」「G3が未来基準」といった選び方をすると、かえって暮らしの本質を見失ってしまいます。
断熱は、“暮らしにとって必要かどうか”で選ぶべきもの。
そこでここからは、あくまでG1を基準に、「それで足りるか、補う必要があるか」を設計と暮らしで判断する。そんな考え方を整理します。

断熱の「答え」は性能スペックの上下にはない
G2やG3といった高断熱が注目されがちですが、多くの暮らしにとって“本当に必要か?”は慎重に見極めるべきです。
例えば
・日中は不在がちで在宅時間が短い家庭
・南面の開口から十分な日射を得られる敷地
・空間構成にムダがなく、空調効率が高い間取り
・温暖な地域や、冬でも比較的安定した気候条件
こういったケースでは、G1(断熱等級4)で十分すぎるほど快適な住宅がつくれます。
むしろそれ以上の性能を求めても、“費用に対して体感の差が少ない”という現象が起きてしまうことも。

暮らしの条件で“足すべきかどうか”を考える
G1をベースに、「本当に補強が必要かどうか」は次のような軸で見極めるといいでしょう。
暮らし・敷地条件 | G1で十分 | G2以上を検討 |
---|---|---|
共働き・短時間在宅 | ◎ | 不要 |
在宅ワーク・育児中心 | ○ | △ 条件により検討 |
南面日射あり・敷地に余裕 | ◎ | 不要 |
北向き敷地・密集地 | △ | ○ 補っても良い |
空間を引き締めた設計 | ◎ | 不要 |
吹き抜け・勾配天井など空間大 | ○ | △冷暖房効率で判断 |
判断の軸は、“暮らし方×設計の構成”です。
性能ではなく、「設計でどこまでつくれるか」を見極めたうえで、必要な場合だけ“採用する”という順番で考えるべきでしょう。

設計で断熱を“活かす”か、“頼る”かを見極める
断熱性能は、設計の工夫次第でいくらでも“活かせる”し、“補える”技術です。
G1を選んで後悔している人の多くは、設計が断熱を活かせていなかっただけかもしれません。
たとえば
・南面開口にしっかりと日射取得を組み込む
・空間に“逃げ場”をつくり、温度のグラデーションを設計する
・過剰な開放性を避け、空調ゾーンを適切に分ける
・庇や外構、通風、断面設計で“夏の熱”をカットする
こうした“設計で調整できる要素”を考慮せずに、数字を上げるだけの判断は本末転倒です。
設計次第で、断熱は“無駄にも価値にも”なります。

まとめ|断熱の主語は「数字」ではなく「暮らしと設計」
断熱性能は、家づくりの目的ではありません。
快適に、気持ちよく、健やかに暮らすための手段です。
その性能が本当に必要なのか?
それは、暮らしのリズムと、空間の構成を見れば見えてきます。
性能スペックから家を設計するのではなく、
暮らしと設計を整えてから、“本当に必要な性能だけ”を選ぶ。
それが、無駄なく、そして美しい住まいをつくるための断熱設計の基本です。
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【日本の注文住宅】“気候と風土”パッシブデザイン|断熱・通風・日射・気密 ─自然を活かす家づくり

よくある失敗|“暮らしとズレた断熱選び”がもたらす違和感と後悔
断熱性能を選ぶとき、「数字が高いほど安心」「G2以上が当たり前」という空気感に引っ張られることは少なくありません。
けれど、実際には“その性能を活かせる暮らしや設計になっているか”が整っていなければ、性能と体感にギャップが生まれることも。
ここからは、「G1〜G3の等級が“暮らしとズレたまま選ばれた”ことによって生まれた、よくある違和感・失敗例」をいくつかの視点で整理します。

① 高断熱を選んだのに、思ったほど快適じゃない
G2・G3といった性能を選んでも、「思っていたほどの違いを感じなかった」という声が出ることがあります。
その多くは、在宅時間が短い暮らし方や、空間設計との不整合が原因です。
たとえば、共働きで日中ほとんど家にいない家庭が、G3を採用しても、その高性能を“体感できる時間”が非常に短いため、追加コストに見合う価値を感じにくくなる。
また、吹き抜け・勾配天井などの空間を採用しながら断熱構成が追いついていない場合、「暖かいはずなのに寒い」「効率が悪い」という印象を持たれることもあります。

② 断熱強化が、設計や暮らしの自由度を奪ってしまうことがある
断熱性能を上げることによって、設計に制限がかかるケースも少なくありません。
「性能を優先するあまり、中庭を諦めた」「開口部を小さくされた」「外構や素材の選択肢が狭まった」
こうした声は、性能一辺倒の設計プロセスで起こりがちです。
本来、家づくりの出発点は「どう暮らしたいか」だったはず。
それが、「断熱のために◯◯ができない」となってしまう時点で、手段と目的が逆転しています。

③ 数値は高いのに、体感にブレがある原因は“設計の不整合”
断熱等級だけを上げても、設計側で熱・風・光をどう扱うかが整っていなければ、快適性は成立しません。
・日射遮蔽が不十分なら、G3でも夏は暑くなる
・換気と通風が整っていなければ、湿気がこもる
・空調設計が甘ければ、上下階の温度差が広がる
つまり、断熱だけを切り取って判断しても、「快適性」という体験にはつながらないのです。
これは、“数字で考えて、体感を無視した”ときに生まれる典型的なズレといえます。

まとめ|等級は「合っていない」と、むしろ逆効果になる
G1・G2・G3のどれを選ぶかは、スペックの優劣ではなく、暮らしとの整合性で判断すべきものです。
・G3にしたのに「そこまで変わらない」と感じる
・G2にしたせいで、設計の幅が狭まった
・G1でも設計が整っていれば、十分に快適だった
そうした声が出てくるのは、「性能」だけを見て、「暮らし」や「設計」とのバランスを見ていなかった証拠。
大切なのは、「どの等級が正解か?」ではなく、「どの等級が“自分たちの暮らしと設計”に合っているか?」という視点です。そこに目を向けることが、無駄なく、後悔のない家づくりにつながります。
▼断熱・断熱材については、こちら↓の記事で詳しく解説しています。
【断熱・完全ガイド】注文住宅の断熱を徹底解説|基本・性能・種類・メリット・注意点-“世界で最も優秀な断熱材”とは?

Q&A-よくある質問|断熱性能をめぐる“判断の迷い”に答えます
断熱性能をどう選ぶか?
G1・G2・G3と並べられると、つい「高いほうがいいのでは?」と考えてしまう方も多いかもしれません。
けれど実際には、家族構成や暮らし方、地域性、設計の内容によって「ちょうどいい断熱」の答えは変わります。
ここでは、断熱選びの場面でよく聞かれる“判断の迷い”に対して、設計者の視点からひとつずつ整理していきます。
数字だけに頼らず、自分たちの暮らしに合った選択をするためのヒントとしてご覧ください。

Q|G2にしておけば、後悔しませんか?
A|「無難」ではあっても、「最適」とは限りません。
在宅時間が短い・温暖地に住んでいる・設計で快適性を確保できる場合は、G1でも十分です。
数字だけで選ぶと、費用に見合う実感が得られないこともあります。

Q|G1だと、性能的に不安です。
A|設計が整っていれば、G1で困ることはほとんどありません。
断熱性能は「数字×設計×暮らし方」の組み合わせで体感が決まります。
逆にG3でも、設計が噛み合っていなければ快適とは言えません。

Q|寒冷地では、G3が必須ですか?
A|地域によっては必要ですが、それでも設計次第です。
北側に開口を集中させたり、吹き抜けがあると、G3でも寒く感じることがあります。
逆に南向きで日射取得が十分な設計なら、G2でも体感は安定します。

Q|高断熱のほうが将来の資産価値が高くなりますか?
A|数値が評価対象になる場面はありますが、それだけで価値は決まりません。
“性能だけ高い家”より、“暮らしに合ったバランス設計の家”のほうが住み継がれる可能性は高いです。

Q|工務店に「G2が標準」と言われましたが、本当に必要ですか?
A|標準仕様=必須ではありません。
暮らし方・地域・予算とのバランスを見て、自分にとって必要かどうかを判断してください。
断熱は“安心を買う商品”ではなく、“暮らしを設計でつくる手段”のひとつです。

まとめ|“数字を追う家づくり”から、“暮らしに寄り添う設計”へ
断熱等級をどう選ぶか?
それは単に「G2が安心」「G3が高性能」といった性能の序列で決まるものではありません。
本当に大切なのは、その家でどんな暮らしをし、どんな時間を過ごすのかという視点です。
G1でも快適に暮らせる人もいれば、
G3でも設計が整っていなければ快適にならないケースもあります。
だからこそ、断熱性能を“スペックの足し算”ではなく、“暮らしに合わせた最適化”として考える設計を大切にする視点が必要です。

・性能に偏ると、暮らしや空間とのギャップが生まれることもある
・暖かさ・涼しさは、断熱材ではなく設計の工夫で叶えられることも多い
・「G2が標準」と言われても、それが自分にとって“最適”とは限らない
数字を整えるだけでは、“心地よい住まい”は実現しません。
設計・敷地・暮らし方まで読み解きながら、断熱性能をバランスよく“組み込む”
それが、これからの家づくりに求められる姿勢ではないでしょうか。
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暮らしに合った“断熱のちょうどよさ”、建築家と一緒に見つけませんか?
私たち設計事務所では、G1・G2・G3という数字に頼るのではなく、
敷地条件、日射取得、空間構成、住まい方をすべて読み解きながら、
断熱性能を「暮らしの中の設計要素」として丁寧に扱っています。
・適切に高性能を設計したい方
・性能とコストのバランスを“納得感ある形”で整えたい方
・「数値」ではなく「心地よい家」を求める方
そんな想いに、建築家として実直にお応えします。
▼この記事を執筆した建築家の【建築実例・設計思想】は、こちらからご覧いただけます。
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参考資料・公的機関リンク一覧
国土交通省|国土交通白書 2022|住まい・建築物の脱炭素化に向けた取組みの課題と方向性
https://www.mlit.go.jp/hakusyo/mlit/r03/hakusho/r04/html/n1211000.html
国土交通省|建築物省エネ制度に関する資料①
https://www.meti.go.jp/shingikai/enecho/shoene_shinene/sho_energy/kenchikubutsu_energy/pdf/014_s01_00.pdf
国土交通省|建築物省エネ制度に関する資料②
https://www.mlit.go.jp/common/001585664.pdf
国土交通省|木造戸建住宅の仕様基準ガイドブック(第3版・4〜7地域・省エネ基準編)
https://www.mlit.go.jp/common/001586400.pdf
経済産業省 資源エネルギー庁|省エネ住宅
https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/housing/