はじめに|「高断熱=良い家」は真実か?
断熱等級を正しく理解しないまま、なんとなく「高断熱=良い家」と思っていませんか?
実は、断熱性能は“数字の高さ”だけで語れるものではありません。
等級4〜7という制度上の基準や、G1・G2・G3といったHEAT20の基準、それぞれに「目的」と「意味」があります。
そこでこの記事では、建築家の視点から、断熱等級の基礎知識とそれぞれの違いを徹底解説。
“数字”に振り回されない、本当に心地よい住まいを目指す方へ向けて、断熱性能の考え方をお伝えします。
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「高断熱=快適」は真実か?|断熱等級4でも“心地よい家”をつくる注文住宅の賢い戦略 ─ オーバースペックは大きな損?

断熱等級とは?|制度としての基礎定義と7段階の概要
家の断熱性能をどう判断すべきか?
その“ものさし”として整備されたのが「断熱等級」という制度です。
設計者や施工会社の感覚に頼らず、誰でも比較できるように「数値」として定義されており、いまでは家づくりにおいて“当たり前”の基準となっています。

とはいえ、「等級◯なら安心」「高ければ高いほど良い」といった単純な話ではありません。
本当に快適な住まいをつくるには、この制度が何を評価し、何を評価していないのかを正しく理解しておく必要があります。
まずは、断熱等級の基本構造と評価の考え方、そして最新の等級7まで含めた7段階の全体像をわかりやすく整理していきます。

断熱等級の成り立ちと省エネ基準との関係
「断熱等級」とは、住宅の断熱性能を示す指標。
「住宅性能表示制度」によって定められており、家の“熱の逃げにくさ”を数値で評価したものです。
「断熱等級」の評価の基準は「UA値(外皮平均熱貫流率)」が採用されています。
「UA値(外皮平均熱貫流率)」は、壁・屋根・窓などから外へ逃げていく熱の量を表すもので、数値が小さいほど、断熱性能が高いとされます。

実は、もともと断熱等級は1〜4までの4段階しかありませんでしたが、住宅の省エネ性能が進化するなかで、2022年に新たに「等級5・6・7」が追加されました。
つまり、現在では合計7段階の評価が用意されており、より細やかな性能の差を比較できるようになっています。

2022年改定で断熱等級は、何が変わったのか?
2022年の改定では、これまで最高等級だった「断熱等級4」が“最低基準”とされる大きな転換が起きました。
これにより、断熱等級4が義務化の対象となり、今後すべての新築住宅において最低でも等級4以上が求められるようになったのです。
加えて、断熱等級5(ZEH水準)、断熱等級6(高性能住宅水準)、断熱等級7(最上位水準)が新設され、「断熱性能のさらなる向上を求める動き」や「より高い住宅性能を新しいスタンダードしようという動き」があります。

旧基準との違いと現行制度の理解|断熱等級
旧基準では、断熱性能に対する具体的な等級設定は曖昧で、設計者や建て主の「任意選択」でした。
つまり、等級2や3でも法的には問題なく、地域によっては「無等級の家」すら建てることが可能だったのです。
一方で現行制度では、等級4が法律的にも「最低基準」として明記され、原則として新築住宅には“設計・施工の必須要件”として組み込まれます。
その結果、「断熱の説明をしない住宅会社」が減り、「施主に性能の基準を伝える義務」が生まれました。
▼断熱等級・断熱性能の選び方については、こちらの記事で詳しく解説しています。
【断熱性能】断熱等級の正解は?|G1・G2・G3 ─ “暮らしに合った基準”で判断する注文住宅-最適なバランス設計とは?

G1・G2・G3とは?G1・G2・G3の違い|HEAT20と国の制度の違い・断熱等級との違い
UA値で見るG1〜G3の数値的特徴
G1・G2・G3は、民間団体「HEAT20(20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会)」が定めた住宅の断熱基準です。
国の制度とは異なり、法律的な拘束力はありませんが、より高水準な快適性・省エネ性を目指すための任意基準として広く活用されています。

これらは、国が定める断熱等級(4〜7)と同じくUA値(外皮平均熱貫流率)を基準にしていますが、その水準は以下のとおりです。
G1:UA値 0.46〜0.56(地域区分による)
G2:UA値 0.34〜0.46(おおむね等級6相当)
G3:UA値 0.23〜0.26(おおむね等級7相当)
数値だけを比較すれば、G2は等級6、G3は等級7に近いレベルといえますが、両者は制度設計の目的が異なります。

等級とは違う“快適性評価指標”としてのGランク
HEAT20のGランクは、単なる断熱性能の高さだけでなく、「室内の最低体感温度をどの程度確保できるか」といった快適性の観点を重視しています。
たとえば、G2基準では冬の室内温度が概ね13〜15℃を下回らないことを想定しており、これにより「暖房を使わずとも寒くなりにくい住宅環境」の実現が一つの目標になっています。

つまり、断熱等級(国の制度)は「エネルギー消費量の削減」を目的とした制度設計であるのに対し、Gランク(HEAT20)は「温熱環境の質」。すなわち、住まい手の体感快適性を基準に据えた独立した評価軸であるという点が特筆すべき点です。
両者は競合するものではなく、設計者が住宅の方向性を定める際に「どの視点を重視するか」によって使い分けるものといえるでしょう。
▼省エネ住宅については、こちらの記事で詳しく解説しています。
【省エネ住宅の真実】断熱・気密・換気・設備・設計|“快適とエコ”を両立する家づくり・注文住宅-5つの核心

UA値とは何か?|断熱性能を示す基礎指標の正しい読み方
高断熱住宅の性能を語る際に、必ずと言っていいほど登場するのが「UA値」という数値です。
しかし、「なんとなくUA値は低いほうがいい」と理解していても、その意味や計算方法、ほかの指標との違いまで正確に把握している人は多くありません。
断熱性能は、住宅の快適性・省エネ性を大きく左右する重要な設計要素であり、UA値はそのベースとなる“評価のものさし”です。
ここからは、UA値の正確な定義・Q値やC値との違い・地域ごとの基準について、設計者の視点からわかりやすく整理していきます。
さらに、実務でどのように活用されているのか、地域別の早見表も交えて紹介し、断熱性能の本質的な理解につなげていきましょう。

UA値|Q値・C値との違いと注意点
UA値(外皮平均熱貫流率)は、建物の断熱性能を数値で示すための代表的な指標です。
建物全体から逃げる熱量を、外皮面積(外壁・屋根・床・窓などの合計)で割って算出され、単位はW/㎡・Kで表され、数値が小さいほど、熱が逃げにくい=断熱性能が高いことを意味します。
これに対し、Q値(熱損失係数)は建物の延床面積あたりの熱損失量であり、旧来の指標です。
UA値よりも建物形状の影響を受けにくい一方、計算方法が複雑で汎用性に乏しく、現在は主にUA値が用いられます。

また、C値(相当隙間面積)は気密性を示す指標で、断熱とは別軸のものです。
気密性が低ければ、どれだけ断熱材が厚くても暖気が逃げ、断熱性能が十分に発揮されません。
つまり、UA値は断熱、C値は気密を示すものであり、両者をセットで捉える必要があると覚えておきましょう。

設計者がUA値をどう扱っているか
設計者にとって、UA値は「断熱仕様を構造的に決定するための数値」です。
具体的には、壁・屋根・床に使う断熱材の種類や厚み、窓の性能(樹脂サッシ・Low-E複層ガラスなど)を決定する際に参照されます。
また、地域区分によってUA値の基準値が異なるため、同じ等級やGランクであっても必要な断熱仕様は異なる点に注意しましょう。
たとえば、北海道ではUA値0.28以下が推奨されるのに対し、九州では0.60程度でも等級4を満たすケースもあります。

重要なのは、「UA値の数値だけを追いかけても快適性は保証されない」という点。
本当に快適な住まいを設計するためには、窓配置や日射取得、通風、気密とのバランスまで含めて総合的に考えることが求められます。

地域別|断熱等級のUA値早見表(等級4〜7)
断熱等級は、全国を8つの地域区分に分けた上で、それぞれの地域に合ったUA値(外皮平均熱貫流率)を基準としています。以下の表は、等級4〜等級7までの基準UA値を地域別に整理したものです。
地域区分 | 主なエリア例 | 等級4 UA値以下 | 等級5 UA値以下 | 等級6 UA値以下 | 等級7 UA値以下 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 北海道旭川・札幌近郊 | 0.46 | 0.40 | 0.28 | 0.20 |
2 | 北海道札幌南部 | 0.46 | 0.40 | 0.28 | 0.20 |
3 | 東北(青森・岩手・秋田) | 0.56 | 0.50 | 0.28 | 0.20 |
4 | 南東北・北関東・信越・北陸(長野等) | 0.75 | 0.60 | 0.34 | 0.23 |
5 | 関東内陸・甲信越(山梨等) | 0.87 | 0.60 | 0.46 | 0.26 |
6 | 関東平野部(東京)・東海(名古屋等) | 0.87 | 0.60 | 0.46 | 0.26 |
7 | 九州北部(熊本等) | 0.87 | 0.60 | 0.46 | 0.26 |
8 | 沖縄本島 | — | — | — | — |
※ 等級6以上は新設の高性能等級。UA値が低いほど断熱性能が高くなります。
※ 等級7の水準はG3、等級6はG2に近い性能と考えて差し支えありません(HEAT20基準より)。
出典・参考資料
HEAT20|G1〜G3に関する基準解説(https://www.heat20.jp/)
LIXIL|地域区分別UA値一覧(https://www.lixil.co.jp/)

【注意】誤解されがちな断熱用語・数値・基準
注文住宅を検討する中で、「G2だから安心」「等級7なら暖房いらず」といったフレーズを目にすることは多いかもしれません。
しかし、これらの言葉は一見分かりやすく思える一方で、断熱性能に対する誤った理解を生みやすい落とし穴でもあります。
ここからは、家づくりでよくある断熱性能に関する“誤解”と“思い込み”をピックアップし、設計者の視点から「数字の意味」と「本質的な設計の考え方」をわかりやすく解説します。
性能を正しく理解し、自分たちの暮らしに本当に必要な断熱レベルを見極めるための指針として、ぜひご活用ください。

「G2=快適」の思い込み
近年、「G2基準を満たせば快適に暮らせる」といった認識が広まっていますが、これは正確ではありません。
G2は一定の室内温度を確保するための断熱性能目標であり、快適性を保証するものではない点に注意が必要です。
たとえば、同じG2でも「窓の方角」や「日射取得の有無」によって冬の体感温度は大きく変わり、また、構造的な気密性や換気計画が不十分な場合、G2の性能が十分に発揮されないケースもあります。
つまり、G2はあくまで「断熱性能の目安」であるということ。快適性は設計全体の総合判断に依存するという前提を忘れてはいけません。

「高断熱=無暖房」への誤信
もう一つよくある誤解が、「断熱性能を上げれば暖房は不要になる」という思い込みです。
しかし実際には、たとえG3や等級7といった最高水準の断熱性能を備えていても、外気に接する住宅で“完全に暖房なし”というのは現実的ではありません。
特に、冬に日射が得にくい敷地や、曇天の多い地域では、ある程度の補助暖房は必要になります。
高断熱住宅の本質的なメリットは、「暖房が要らなくなる」ことではなく、「少ないエネルギーで快適な温熱環境を維持できる」ことにあるのです。

また、性能を過剰に追い求めた結果、施工コストが大きく膨らんだり、設計自由度が制限されたりするケースもあります。
断熱性能は高ければ良いというものではなく、コスト・設計・暮らし方とのバランスを見ながら適切に設定すべき指標だといえるでしょう。
▼断熱・断熱材については、こちら↓の記事で詳しく解説しています。
【断熱・完全ガイド】注文住宅の断熱を徹底解説|基本・性能・種類・メリット・注意点-“世界で最も優秀な断熱材”とは?

よくある失敗|断熱性能で後悔する家の共通点
断熱等級やG1〜G3といった数値を参考にすることは、家づくりにおいて重要な判断材料のひとつです。
しかし、“数値だけ”を信じて断熱性能を決めてしまうと、実際の住み心地とはズレが生じることがあります。
ここからは、実際によくある「断熱性能に関する後悔パターン」を3つの視点から解説します。

1.断熱等級だけで判断し、設計条件を軽視した
断熱等級やGランクを見て「この家は高性能」と思い込み、窓の配置や日射・通風・換気計画といった設計上の工夫を軽視してしまうことがあります。
その結果、冬は寒く、夏は暑いという体感上の違和感が残る家になってしまうことも少なくありません。
性能の数値はあくまで「素材と仕様の目安」に過ぎず、実際の快適性は、建物全体の設計によって左右されます。
とくに、断熱材の性能だけに注目して「窓の断熱」「窓の位置や形状」「庇や軒の出」などを軽視すると、数値上は良好でも暮らしにくさが残ってしまうので注意しましょう。

2.G2を選んでも寒かった理由は“設計の抜け”にあった
G2はHEAT20が推奨する「高断熱基準」の一つで、冬でも室内温度が一定水準を下回りにくいよう設計されます。
しかし、「G2だから安心」と思い込んで、日射取得や気流設計を無視すると、実際には寒く感じることも。
たとえば、北向きの大きな窓・庇のない南面・ガラス性能が不足した開口部などがあると、G2の断熱性能を持っていても、体感温度や熱の蓄積は設計によって大きく左右されます。
つまり、断熱スペックの高さだけではなく、「その性能が活きる設計かどうか」が、実際の快適性を大きく左右するのです。

3.性能ばかり追求して、コストバランスを崩した
G3や等級7といった“最高レベルの性能”を目指して、断熱材の厚みを増やし、窓をトリプルガラスにし、構造も補強、、、と進めていくと、建築コストは想像以上に膨らんでしまいます。
結果的に、内装の質感・収納量・外構計画などに割く予算が足りなくなり、満足度の低い仕上がりになるケースにつながることも多いのが実際のところでしょう。

本来、家づくりは「性能」「設計自由度」「暮らしの優先順位」のバランスで成り立つものです。
断熱性能の追求が悪いわけではありませんが、“暮らし全体の豊かさ”との釣り合いを取る視点が欠けると、後悔に繋がりやすくなります。
▼こちら↓の記事もおすすめです。
“暮らしやすい家”のつくり方|建築家が語る-性能では測れない“注文住宅の本質”と“設計の考え方”

Q&A|断熱等級に関するよくある質問
断熱性能について調べていくと、UA値・等級・Gランクなど専門用語が多く、「結局どれを選べばいいのか分からない」と感じる方も多いのではないでしょうか。
ここでは、家づくりの現場でよく聞かれる6つの疑問に対して、建築家の視点から丁寧にお答えします。

Q1. 「等級7」にしておけば安心?
A. 等級7は現在の制度上で最も高い断熱性能を持ちますが、それだけで快適性や満足度が保証されるわけではありません。
建物の向き・窓の配置・日射取得・通風計画など、設計全体が整っていなければ、性能を活かしきれません。
断熱性能は「土台」であり、空間の設計と合わせて初めて意味を持ちます。

Q2. G2以上にすると本当に暖房がいらない?
A.G2・G3の住宅でも、暖房設備は必要です。
無暖房で生活するためには、日射取得・気密・換気・蓄熱などの総合的な設計戦略が不可欠です。
現実的には、補助的な暖房を使いながらも“少ないエネルギーで快適さを維持できる”のが高断熱住宅の利点だといえるでしょう。

Q3. 地域によって断熱等級は変えるべき?
A.はい。断熱基準は地域区分ごとに異なり、寒冷地と温暖地では必要な性能も異なります。
たとえば、北海道(1地域)ではUA値0.28以下が求められるのに対し、沖縄(8地域)では0.87でも等級4を満たします。設計では地域性を前提とした断熱計画が必要だと覚えておきましょう。

Q4. 断熱より気密が大事って本当?
A.どちらも重要です。気密性が低いと、せっかくの断熱材も効果を発揮できません。
断熱と気密は「セットで初めて機能する性能」と考えるべきです。
特に高性能な断熱仕様ほど、相応の気密性能(C値)を確保することで、本来の性能が引き出されます。

Q5. UA値が低ければ低いほどいいの?
A.UA値が低い=熱が逃げにくい、という意味で高性能であることは事実です。
しかし、小さければ小さいほど良いとは限りません。
過剰にUA値を追求すると、施工コストが増加したり、開口部が制限されたりする可能性も。
断熱性能は、快適性・コスト・設計自由度のバランスの中で適切に決める必要があります。
▼窓の断熱については、こちら↓の記事で詳しく解説しています。
【断熱・気密】注文住宅の性能は「窓」で決まる|サッシとガラスの選び・種類・特徴・注意点まとめ

Q6. G1・G2・G3の違いをどうやって選べばいい?
A. 暖房の使い方、在宅時間、家族構成、日射条件などによって適切なレベルは変わります。
たとえば「日中も在宅で、暖房をできるだけ使いたくない」ならG2以上が向いており、一方で「夜しか在宅せず、日当たりも良好」という暮らしならG1でも十分快適です。
数値の上下ではなく、“自分たちの暮らしに合っているかどうか”を判断軸にしましょう。

まとめ|“断熱等級”とは、暮らしの質を支える土台であり、設計の一部である
断熱等級を上げることが、必ずしも快適な暮らしに直結するわけではありません。
本当に重要なのは、「数値」ではなく、その性能をどのような暮らしに、どう設計として組み込むかという視点です。

この記事では、断熱等級・Gランク・UA値といった技術的な基準に対して、
・断熱等級とは何か?制度としての構造と成り立ち
・等級4の意味と“最低限”という言葉の誤解
・G1・G2・G3の違いと、それぞれの適した暮らし方
・UA値やC値などの基本的な指標の理解と誤解
・失敗しやすい落とし穴と、よくある質問への回答
といった視点から、断熱性能の本質を整理してきました。

高断熱住宅の価値とは、「高性能であること」ではなく、小さなエネルギーで快適性を保てることにあります。
そして、それを活かすのは“設計の力”です。
数字を整えるだけでは、本当に心地よい住まいにはなりません。
敷地・暮らし・動線・日射・素材など、すべてを設計に落とし込むことで、初めて「暮らしの中で体感できる快適性」が成立します。
あなたの家づくりにおいても、「どの等級にすべきか」ではなく、「どんな暮らしを設計したいか」という視点から、断熱性能を選んでみてください。
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【保存版】注文住宅・設備の選び方|“本当に必要なもの”だけを見極める判断軸と快適性のポイント

暮らしに寄り添う“ちょうどいい断熱”を、建築家と一緒に設計しませんか?
私たちの設計事務所では、G2・G3といった基準に頼るだけでなく、
敷地・暮らし方・空間の関係性を丁寧に読み取りながら、“設計から生まれる快適性”を大切にしています。
・暮らしと断熱のバランスを、数字以上に深く考えたい方
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参考資料・公的機関リンク一覧
国土交通省|国土交通白書 2022|住まい・建築物の脱炭素化に向けた取組みの課題と方向性
https://www.mlit.go.jp/hakusyo/mlit/r03/hakusho/r04/html/n1211000.html
国土交通省|建築物省エネ制度に関する資料①
https://www.meti.go.jp/shingikai/enecho/shoene_shinene/sho_energy/kenchikubutsu_energy/pdf/014_s01_00.pdf
国土交通省|建築物省エネ制度に関する資料②
https://www.mlit.go.jp/common/001585664.pdf
国土交通省|木造戸建住宅の仕様基準ガイドブック(第3版・4〜7地域・省エネ基準編)
https://www.mlit.go.jp/common/001586400.pdf
経済産業省 資源エネルギー庁|省エネ住宅
https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/housing/