“生活感ゼロ”の注文住宅|建築家が実践する設備・家電を“美しく整える”6つの工夫

はじめに|「生活感のない家」は、心地よい。

SNSや住宅雑誌で目にする、美しく整えられた住まい。
リモコンやエアコン、配線やコンセントが一切見えず、まるでモデルハウスのように生活感を感じさせない空間。
「こんな家、どうやったら実現出来るの?」そう思ったことはありませんか? 

 

 

「生活感を消す」には、設計の段階で仕込むしかありません
あとから家具や収納でごまかしても、本質的には実現できないのです。
そして、デザインコンセプトから整えると、空間はおどろくほど心地よく、心安らげるものになります。

そこで本記事では、生活感のない家を実現するために建築家が実践している「6つの工夫」を紹介。失敗例やQ&Aも交えて徹底解説します。ぜひ、最後まで読んで、参考にしてみてください。

こちら↓の記事もオススメです。
【注文住宅のインテリアで統一感を出す5つのルール|色・素材・配置の正解とは?】

 

 

Table of Contents

 

まず最初のポイントは、エアコンです。

快適な空調環境を保つために欠かせないエアコン。しかし、美しく整えられた空間においては、その存在がときに“ノイズ”となってしまうことがあります。
せっかく素材や家具にこだわっても、壁に露出したエアコンがあるだけで、一気に生活感が漂ってしまう——これは注文住宅でよくある“美しさの崩れるポイント”でしょう。

 

 

だからこそ、エアコンは「いかに隠すか」が設計の要です。
機能はそのままに、空間の一部として溶け込ませるための工夫が求められます。ここでは、建築家が実践する“存在を消す”空調設計のポイントをご紹介します。

ノイズをなくす意義は、こちら↓で詳しく解説しています。
【“Less is More.” シンプルで魅力的な住宅。実現する設計デザイン。】

 

 

室内機は、「天井埋込型 or 建具上部」に隠して設置する。

最も生活感がにじみやすい設備のひとつが「エアコン」です。
どれだけ空間全体を美しく整えても、壁に室内機がむき出しのままでは、一気に“現実感”が漂ってしまいます。

その存在感を消すために有効なのが、以下の3つの手法です。

・天井にポケットをつくり、設置。
・壁にポケットをつくり、建具で隠す。
・天井埋込型のエアコンを採用。

こうした工夫が、空間に“生活感”を持ち込まない鍵になります。
そのためにも、建物の計画初期段階からエアコンの設置位置とダクトルートを丁寧に検討し、エアコンの存在を“消す”設計をこころがけましょう。

 

 

室外機は“ファサードの裏”へ。屋外も生活感を見せない

美しい外観をつくり込むなら、室外機の配置にも細心の注意が必要です。
ファサードの正面に室外機が見えているだけで、空間に生活感がにじみ出てしまい、建築としての完成度が一気に下がってしまいます。

 

 

室外機は、建物の裏側や植栽の陰など、目立たない場所に計画的にレイアウトするのが鉄則です。
外観にこだわるなら、「冷媒管のルート」まで設計初期に描いておくべきでしょう。

たとえるなら、丹精込めてメイクを施した顔に、大きなニキビができてしまうようなもの。
見える位置に“現実”を置かないために、細部まで美意識を貫くことが求められます。

 

 

 

生活感を消すための2つ目のポイントは、「照明の設計」です。

ありきたりな既製品が空間に露出すると、“住まいっぽさ”や“暮らしの匂い”がにじみ出てしまいます。
とくに照明器具は、無意識のうちに視界に入り、空間の静けさや洗練を損なう原因になりやすい。
生活感のない住まいをつくるには、「光だけを浮かび上がらせ、器具の存在感を消す」という設計思想が欠かせません。

ここからは、照明を“ただの設備”としてではなく、空間の美意識を支えるディテールとして捉える方法を紹介します。

 

 

ダウンライトや間接照明で“光”だけを演出する

天井に照明器具を露出させたくない場合は、ダウンライトや間接照明を活用しましょう。
建築的に組み込まれた照明は、空間の質感を高めるだけでなく、器具の存在を消し去ることができます。
このような照明デザインは“光のデザイン”であると同時に、“生活感の削減装置”でもあるのです。

 

 

ペンダントライトのフランジを天井に埋め込む

ペンダントライトは、空間のアクセントとして非常に効果的な照明ですが、意外と見落とされがちなのが「フランジ(取付金具)」の存在です。
天井面に露出したフランジは、器具としての存在感を際立たせてしまい、空間に“生活感”や“工業的な印象”を持ち込んでしまいます。

 

 

この生活感を排除するためには、天井にフランジごと美しく埋め込むディテールを設計しましょう。
配線経路をあらかじめ設計段階で計画し、器具を構造内に納めてしまうことで、ペンダント照明が“光だけが静かに漂っている”ような印象へと変わります。

空間全体にとって邪魔な部分を見せずに光だけを浮かび上がらせる。
これが、照明を「演出」として捉える建築的なアプローチです。

照明計画については、こちら↓でも詳しく解説しています。
【照明計画・ライティングデザインの基本。失敗・後悔しない選び方、施工事例。】

 

 

 

生活感を消すための3つ目のポイントは、「テレビ」です。

テレビまわりは、生活感がもっともにじみやすいエリアのひとつ。
配線が露出し、機器が床に溜まり、雑多な印象になってしまいがち。
だからこそ、設計段階で“スッキリさせる”ためのディテールを組み込んでおくことが重要です。
ここからは、テレビという視覚の中心を“生活感ゼロ”で成立させるための設計術を紹介します。

 

 

テレビは壁掛け一択。床から機器をなくす

床に置かれたテレビ台やスタンドは、配線や周辺機器を露出させ、空間に“家電の存在感”をにじませます。
これを根本から解決するのが「壁掛けテレビ」です。

壁の中に配線ルートをあらかじめ仕込み、床に一切の機器を置かない設計にすることで、視覚ノイズを大幅に削減できます。

 

 

配線は壁内・天井裏で完全に隠蔽する

テレビの壁掛け化において、もっとも重要なのが「配線の隠蔽」です。
電源・HDMI・LANといったケーブル類は、設計段階で壁内や天井裏にルートを確保し、完全に見えないように処理します。機器や配線を視界から消すことで、空間の“純度”が保ちましょう。

 

 

テレビ台を置かず、収納は造作で対応する

テレビ台を省けば、テレビの周りがよりスッキリして、生活感を排除することができます。
逆にテレビ台を設けると、機器やモノがテレビ周りにどうしても集まってしまい、雑多な印象が生まれてしまいます。

 

 

テレビ台の代わりに、壁面収納や造作家具で必要な収納スペースを確保すれば、生活感を抑えながらも機能性はしっかり担保できます。
収納の位置は、テレビから多少離れていても構いません。
前述のように、配線ルートを壁内・天井裏にあらかじめ設計しておけば、柔軟な配置が可能です。

収納は“床に置く”のではなく、“壁に納める”。
この考え方を徹底することで、視界からノイズが消し、空間を洗練させていきましょう。

 

 

 

生活感を消すための4つ目のポイントは、「家電の配線」です。

空間の美しさを損なう最大の要因のひとつが、「露出した配線」です。
コード類が床や壁に這うだけで、空間は一気に雑多な印象になってしまいます。

 

 

この問題を根本から解決するのが、家具内部へのコンセント設置という設計手法。
建築段階で「家電の居場所」と「電源の位置」をセットで計画しておくことで、配線は完全に隠蔽され、生活感を徹底的に排除することができます。ここから、詳しく解説します。

 

 

収納内部にコンセントを仕込んで“配線ゼロ”を実現

見落とされがちですが、生活感の大きな原因は“ごちゃついたコード”です。
掃除機やルンバなど、充電を伴う機器は特に配線が露出しやすく、放置すれば空間全体の印象を損ねてしまいます。

そこで有効なのが、収納スペース内部にあらかじめコンセントを仕込んでおくという設計。
たとえば、掃除機をしまう収納内に電源を設けておけば、充電も収納もそのまま完結し、出し入れのたびに配線を気にする必要がありません。

 

 

家電の“居場所”を家具と一体で設計する

炊飯器・ポット・ルンバ・空気清浄機など、生活に必要な家電は数多くあります。
それらを「とりあえず置く」のではなく、設計段階から“居場所”を定めておくことで、生活感は驚くほど消えていきます。

建築家の設計では、家具・収納・家電の導線をセットで組み立てることが基本です。
こうすることで、後から仮置きする必要がなくなり、空間の秩序と美しさが保つことができます。

 

 

 

生活感を消すための5つ目のポイントは、「コンセント」です。

コンセントの存在は、小さいながらも空間の印象に大きな影響を与えます。
とくに壁の中央に並んだ一般的なコンセントは、視線を分断し、空間に“住まいっぽさ”を滲ませてしまうものです。

生活感のない美しい空間を実現するためには、コンセントの「配置」と「見せ方」まで設計に組み込むことが欠かせません。この章では、空間と一体化した“存在感のないコンセント”の設計手法をご紹介します。

 

 

家具用コンセントを仕込んで視覚的ノイズを消す

建売住宅、注文住宅に関わらず、多くの家では、コンセントが壁の目立つ位置に並んでしまっているのが一般的です。しかし、それは機能的である一方、空間の美意識を乱す“視覚的ノイズ”でもあります。

では、機能性とデザインを両立するには、どうすればよいか?

その解決策が、家具用コンセントです。

 

 

「家具用コンセント」とは、主に家具の中に組み込むためのコンセントのこと。
とてもスッキリとした見た目が特徴的で、壁や石膏ボードに仕込むこともできます。
この「家具用コンセント」を適材適所で採用し、コンセントの存在感を減らしていきましょう。

 

 

家具と一体化した“造作コンセント”でコードの露出を防ぐ

さらに一歩踏み込んだ設計として、家具そのものにコンセントを組み込む「造作コンセント」という手法もあります。ちなみに、家具用コンセントの本来の使用方法です。
たとえば、オーダー家具の中に電源を仕込むことで、コードの露出が一切なく、電源の存在を感じさせない空間が実現できます。

電源は必要。でも、見せない。
これが、「整った空間」=生活感ゼロの住まいをつくるための基本思想です。

 

 

 

生活感を消すための6つ目のポイントは、「スイッチ・リモコン」です。 

壁にスイッチやリモコンがずらりと並ぶだけで、空間の印象は一気に雑多になってしまいます。
その存在が「生活感」そのものであり、せっかくの壁面をノイズで満たしてしまう原因。

 

 

だからこそ、“スイッチ・リモコンをどこに置くか”までを空間設計の一部と捉えましょう。
便利な場所に置くだけではなく、視界にどう映るか、美しさをどう保つかまでを考え抜くことが大切です。

ここからは、スイッチ・リモコンをスッキリと配置する設計手法をご紹介します。

 

 

ニッチや裏側に“まとめて隠す”

スイッチやリモコンは、便利であるべきですが、見せる必要はありません。
壁の目立つ位置にベタッと並べてしまうと、それだけで空間の質が崩れてしまいます。

そこで、オススメなのが、壁の一部をニッチ(くぼみ)にして、そこへまとめて設置する、という方法。
さらに、部屋の裏側や廊下側の壁など、“主たる空間から見えない場所”に集約して配置することで、生活感を視界から完全に消してしましょう。

 

 

「壁を白く保つ」ことは、空間を整えるということ

壁は、アートを飾るキャンバスであり、光を受け止めるスクリーンでもあります。
余白のある美しい壁面は、空間全体に静けさと上質さを与えます。

だからこそ、スイッチの位置・数・配置方法にまでこだわってデザインしていきましょう。
ただの壁ではなく、空間の印象を決定づける“設計対象”として扱う
それが、“生活感のない空間”をつくるための、基本的な考え方です。

 

 

 

どれだけ素材を吟味し、設計にこだわった住まいであっても、「見せたくない要素」が露出すれば、空間の美しさは一気に損なわれてしまいます。
ただミニマルな空間をつくればいいのではなく、“見せるべきもの”と“隠すべきもの”を丁寧に設計し分けることが大切です。

ここでは、よくある6つの設計上の失敗を取り上げながら、生活感をにじませないための具体的な考え方と建築的アプローチを解説します。

 

 

1. エアコンの設置を後回しにして“壁付け”に…

設計時にエアコンの位置や配管ルートを計画していないと、後からの設置は必然的に「壁付け+露出配管」になってしまいます。
白いカバーが室内を横切り、室外機がファサードに顔を出せば、美しい空間も台無しに。
エアコンはインテリアではなく「建築の一部」として扱うべき存在です。
設計初期から「存在を見せない計画」を立てることで、空間の質を守りましょう。

 

 

2. テレビ裏の配線計画を忘れて“床がコードだらけ”に

テレビは視線が集中する場所です。にもかかわらず、電源・HDMI・LANなどの配線計画を後回しにすると、床にコードが這う生活感たっぷりの空間になってしまいます。
結果として、埃が溜まりやすく、掃除も困難に。
「テレビまわりこそ、最も配線を隠すべき場所」という前提で設計し、壁内や床下にルートを確保すること。視界のノイズを劇的に消していきましょう。

 

 

3. コンセントを並べすぎて“壁がブレーカー化”する

「将来のためにたくさん付けておきたい」という気持ちで、壁にずらりと並べられたコンセント。
しかしそれは、空間に視覚的な負荷を与え、空間をととのえるための壁の余白を壊す要因になってしまいます。
コンセントを「美しさと機能を両立させるための装置」として扱うこと。
家具と連動させた位置・数の最適化こそが、整った住まいをつくる鍵です。

 

 

4. 家電の置き場所がなく“空間が散らかる”結果に

炊飯器、電気ポット、空気清浄機、ルンバ…現代の住宅には多くの家電が存在します。
それらを「とりあえず置く」前提でつくられた空間は、使うたびに生活感が噴き出す構成になってしまうことでしょう。
設計の初期の段階で、家電の種類と導線を整理し、家具と一体で“居場所”を設定することが大切です。日々の暮らしを美しく保つことにもつながります。

 

 

5. 照明の取付金具が露出し、空間に“生活感のノイズ”が残る

どれほど美しい照明器具を選んでも、天井から取付金具(フランジ)が露出しているだけで、器具の“存在感”が視界に引っかかります。
特にペンダントライトなどは、空間の中心に設置されることが多く、フランジの処理次第で印象が大きく変わってしまうものです。

そのまま露出させてしまえば、洗練された空間に“生活感のノイズ”が混ざり込むことに。
天井と一体化するようフランジごと埋め込むことで、照明は「光だけが漂うような存在」に変わります。
このひと手間こそが、空間の質を決定づけるディテールです。

 

 

6. 壁に並んだリモコンが、空間に“生活感のノイズ”を走らせる

住宅には多くの操作機器が存在します。エアコン、床暖房、照明など、どれも日常に必要な機能です。
しかしそれらのリモコンを無造作に壁へ並べてしまうと、空間の上質さが一気に崩れてしまいます。

壁は、空間をととのえる余白であり、光を受け止めるスクリーン。

だからこそ、スイッチやリモコンは、できるだけ視界に入りにくい場所へ。
ニッチや壁の裏側にそっとまとめておくだけで、空間はぐっと整った印象になります。
見せない工夫が、暮らしをすっきりと心地よくしてくれることでしょう。

 

 

「生活感を消す」という設計方針に対して、家づくり初めての方が不安や疑問を抱くのは自然なことです。
実際、よくいただく質問には、“それって本当に暮らしやすいの?”という素朴な声が多くあります。

このQ&Aでは、そうした疑問に建築家としてお答えしながら、“美しさと暮らしやすさの両立”がいかに設計で実現できるかをご紹介します。

 

 

Q1. “生活感ゼロ”の家って、逆に住みにくくないですか?

A. いいえ、むしろ真逆です。
生活感を排除するということは、見せたくないものを隠すだけでなく、動線・収納・機能を最適化するということでもあります。
ものが迷子にならず、動きに無駄がない──その整った設計が、毎日の暮らしをストレスフリーにしてくれます。

 

 

Q2. 設備や家電を隠すと、メンテナンスが大変では?

A. 建築家は“見せない設計”だけでなく、“管理のためのルート”まで計画します。
隠す=塞ぐ、ではありません。点検や交換のためのアクセススペースや点検口を、構造や家具と一体で設けておくことで、見えずに触れる設計が可能になります。美しさと実用性は、対立ではなく両立するものです。

 

 

Q3. あとから建てた家でも取り入れられますか?

A. 一部の工夫は、リフォームや家具変更によって導入可能です。
たとえば、家具内部のコンセント設置や、テレビ裏の配線整理などは後施工でも効果があります。
ただし、照明の埋込や配線ルートの隠蔽などは、設計段階から仕込むほうがはるかに自然で、完成度も高まります。

 

 

Q4. 注文住宅だと費用が高くなってしまいませんか?

A. 表面的なコストだけでなく、“空間の質”と“将来的なコスト”まで含めて考えることが重要です。
生活感を出さない設計は、余計な家具・家電・収納用品を減らすことにもつながります。
結果として、不要な買い足しや住まいの散らかりを防ぎ、長期的なコストパフォーマンスに優れた住まいになります。もちろん、建築費トータルで見ても、コストパフォーマンス高く実現することが出来ます。

コストパフォーマンスについては、こちら↓の記事で詳しく解説しています。
【建築家・設計事務所が最もコストパフォーマンスに優れる!?設計料・費用面を解説!】

 

 

Q5. どこに相談すれば、こうした家づくりができますか?

A. 建築家のいる設計事務所が、この種の“空間設計”をもっとも得意としています。
ハウスメーカーのような既製プランではなく、動線・配線・家具のすべてを一体で設計する「完全自由設計」だからこそ、生活感を排除する住まいが実現します。
まずは、建築家に理想の暮らしを相談してみましょう。

 

 

Q6. 設備の配線ルートや隠蔽計画は、どうやって進めるの?

A. 最初の設計打合せの段階で、「何を見せたくないか」を明確に伝えることがポイントです。
ただし、住宅会社ならどこでも実現出来るわけではありません。細かな要望に応じて、家具・天井・壁などと連動した配線計画を立てていく技術力があるか確認しましょう。
「配線は最後に考えるもの」ではなく、「空間の美しさを守るための設計対象」であるという発想が重要です。

 

 

 

“見せない設計”で、生活感のない家を。

コードやリモコン、エアコン、家電……
暮らしの中で避けがたい“生活感”を、美しく整えるためには、設計段階での仕込みが不可欠です。

 

 

今回の記事では、生活感を抑えるための具体的なディテールや考え方を、建築家の視点から解説しました。

・設備や家電を「あとから隠す」ではなく「最初から見せない」考え方
・収納・配線・照明まで、空間全体を“整える設計”の実例
・美しさと使いやすさを両立させる設計上の工夫
・ありがちな失敗や、実際に相談される疑問への答え

 

 

生活感を抑えた住まいは、見た目の美しさだけでなく、心のノイズを消し、深くくつろげる空間を生み出します。
「散らかりにくい家にしたい」「コードや機器のごちゃつきを見せたくない」
そんな思いがある方は、ぜひ一度“見せない設計”を体験してみてください。

 

 

生活感にこだわった家を建ててみませんか?

私たちの設計事務所では、生活感を見せないことを前提に、機能美と暮らしやすさが共存する注文住宅を設計しています。

美しい空間は、単に見た目を整えることでは成り立ちません。
エアコンや家電、コンセントや配線といった“見せたくないもの”を、
最初から空間の中に溶け込ませる──
そのための仕掛けを、設計段階でひとつひとつ丁寧に組み込んでいきます。

 

 

「毎日を心地よく整った空間で過ごしたい」
「機能性も、意匠性も、どちらも大切にしたい」
そんな方は、どうぞお気軽にご相談ください。

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