自然素材のインテリアで叶える、五感にやさしい暮らし|注文住宅で健康的な空間づくり

はじめに:五感がよろこぶ家づくり、できていますか?

現代の住まいは「便利さ」「機能性」が優先される一方で、素材の本質や人の感覚が後回しになっていることが少なくありません。
しかしながら、私たちが本当に心地よく暮らせる空間とは——
「五感にやさしく響く家」ではないでしょうか?

 

 

そこで本記事では、
・「触れる」「見る」「聴く」「嗅ぐ」「味わう」の五感すべてが満たされる住まいの魅力
・五感にやさしい暮らしを実現する自然素材を使ったインテリア設計手法
こちらを建築家の視点から解説します。

 

  

 

まずは、なぜ「自然素材」が今、見直されているのか?
その理由を解説します。

 

 

 

「自然素材」が見直されている、1つ目の理由は、シックハウス症候群を回避できるからです。
有害な化学物質を多用した家は、VOC(揮発性有機化合物)を発生させ、シックハウス症候群のリスクになる可能性があります。
一方で、自然素材で仕上げたインテリアは、空気を浄化し、健康的な室内環境を保つ力があることから注目されています。

 

 

 

「自然素材」が見直されている、2つ目の理由は、持続可能な建築や暮らしとの親和性です。
SDGsや脱炭素に価値の重きが置かれるようになった社会的な流れの中で、国産材・無垢材・自然塗料など、環境にやさしい素材が再注目されるようになりました。
「サステナブルな建築・暮らし」を志向する家づくりと、自然素材のインテリアは切っても切れないほど深い関係です。

 

 

 

ここからは、
視覚 ・ 聴覚 ・ 触覚 ・ 嗅覚 ・ 味覚、
五感に響く「自然素材」の活用ポイントをそれぞれ解説します。

 

 

視覚
視覚にやさしい暮らしを目指すなら、色合い・光の反射をやわらかくしましょう。
無垢材・漆喰・和紙などは、光をやさしく拡散させ、目に優しい空間をつくります。
さらに、照明計画を組み合わせれば、「陰影のある美しい照明計画・夜のインテリア」も実現できます。

 

 

聴覚
聴覚にやさしい暮らしを目指すなら、反響音をやわらげ、心地よい静かな空間を計画しましょう。
自然素材の壁や床を採用すれば、人工素材と比べて音の反響を抑える効果があります。
静けさと「音のやさしさ」に包まれた空間は、在宅ワークや子育て中のストレスも軽減します。

 

 

触覚
触覚にやさしい暮らしを目指すなら、素材の温度や質感を心地よいものにしましょう。
自然素材・木の床は冬にヒヤッとせず、夏はベタつきません。
漆喰や珪藻土の壁は、さらりとした肌触りで、空間の「ぬくもり」を体感できます。

 

 

嗅覚
嗅覚にやさしい暮らしを目指すなら、木の香りや土の匂いで、癒しをもたらしましょう。
特に「杉・ヒノキ・桧葉(ひば)」などの国産材は、香り成分にリラックス効果があると実証されています。
人工香料でなく、本物の素材が放つ香りが、帰宅するたびに安心感を与えてくれます。

 

 

味覚
味覚にやさしい暮らしを目指すなら、自然な空気で食事のおいしさを引き立てましょう。
これは意外かもしれませんが、室内の空気の質は味覚にも影響します。
自然素材のインテリアでナチュラルに調湿された空間では、食材の香りや温度を繊細に感じられ「食卓が豊かになる」という声も。

 

 

 

建築家との注文住宅だからこそ叶う、素材から設計する暮らしがあります。
自然素材は、単に「貼る」「置く」ものではありません。
構造・内装・家具まで一貫して素材と向き合い、デザインすることでことで空間全体に統一感と深みが生まれます。

 

 

当建築家の自然素材を活かした設計事例については、下記のリンクでご確認頂けます。

【美しき余白の住まい|中庭のある都市型住宅】

【静謐な調和の住まい|吹抜・土間のある田舎暮らし】

どちらも設計段階から「自然素材」を前提にプランニングすることで、調湿性・断熱性・美しさを最大限に引き出した住まいを実現しました。

 

 

 

「自然素材の家」は次のような方々におすすめです。

・子どもの健康を第一に考えたい子育て世代
・アレルギーや化学物質過敏症に配慮したいご家庭
・シンプルでミニマル、でも温もりのある空間が好きな方
・北欧デザインや和モダンな空間に惹かれる方

【studio-tabi.jp】では、自然素材を活かした注文住宅を多数手がけています。
「建築は、人生のデザイン。」という信念のもと、素材選びからご一緒に考えます。

 

 

 

ここで、自然素材のデメリットと、それに対する私たちの工夫をご紹介します。

メンテナンスの手間
→ 表面塗装の選定や定期的なオイルケアをサポート。施工後も相談しやすい体制を整えています。
→ 庇などの長寿命化のデザインを心掛けています。

 

 

初期コストの高さ
→ 設計段階で予算に合わせてバランスを調整します。コストパフォーマンスには定評があります。
→ 長期的なランニングコストや健康面を考えれば十分に元が取れる投資です。

 

 

 

まとめ―自然素材の家は、五感を解放する暮らしのステージです。

自然素材は「見た目の心地よさ」だけでなく、身体全体で感じられる心地よい暮らしを実現します。
ぜひ、五感が整うインテリアで、日々のストレスを癒しとともに家族の心をつなぎ、人生を豊かにしてください。

 

 

【無料相談受付中|studio-tabi.jp

私たちは、「全棟、モデルハウスのクオリティ」を誇る建築家・設計事務所です。

名古屋・岐阜で自然素材の注文住宅をお考えの方は、ぜひ一度ご相談を。

 

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